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9miles インタビュー153号

ジャパニーズ・レゲエ・バンドが奏でる、灼熱のルーツ・サウンド


Yasuco(Vo)、Kazushige Hanada(Ba)、Kassy(Gu)、Kami(Gu)からなるレゲエ/ロックステディ・バンド、9miles。'97年の結成以来、日本のレゲエ・シーンでコアな活動を続けてきた彼らが、新作『Berry -Go- Round』をリリースした。彼らの持ち味である、ゆるやかで心地よいリズムと、Yascoの透き通るような歌声が存分に堪能できるセカンド・アルバムだ。


この作品では、前作『9miles』と比べ、どんな部分が変化したのだろうか?


「前作は、自分の中にはっきりしたビジョンがあまりなく、ほとんど感覚だけで制作していました。なので、エンジニアさんに自分のやりたい音を言葉で説明できず、悔しい思いもしたんです。今回は、そういった課題を克服できたと思いますね」(Hanada)
 
ビジョンが明確になったことで、9milesのサウンドは大きな成長を遂げたようだ。では、レゲエ/ロックステディで重要な要素となるベースには、どんなこだわりを持って制作したのだろう?
「ベースの低さとボーカルの高さの対比が、陰と陽みたいになっています。メロディー・ラインに合うベースが入ると、楽曲は息を吹き込まれたような感じになるんですよ」(Yasco)

 今作ではほぼ全ての作詞をYascoが担当したという。
「私は嘘をつけない性格なので(笑)、自然に出てきた言葉で、自分が日ごろ思っていることを書いています」(Yasco)

レゲエの中でも、ルーツ・サウンドにフォーカスして活動している彼ら。ジャマイカン・ミュージックの魅力については、こう話す。
「ジャマイカン・ミュージックの、タフな部分に魅力を感じますね。レゲエは、メロディーだけ聴くと陽気なイメージかもしれませんが、実はダークなメッセージが詰まっている音楽なんです」(Hanada)

Hanadaはレゲエのセレクターとしても活動しており、シーンへの造詣も深い。そこで二人に、日本のレゲエ・シーンに対する想いをたずねてみた。
「ダンスホール・レゲエを聴いている人でも、きっと僕らのやっている音楽を理解してくれると思います。せっかくレゲエ・シーンが盛り上がっているので、もっと幅が広がっていくといいですね」(Hanada)
「レゲエを深く掘り下げていくと、いろんなことが見えてくると思います。単なるブームで終わる音楽ではないと思うので、長く聴いてもらえたらいいですね」(Yasco)

interview & text EMIKO URUSHIBATA


HMVで購入↓
9miles
Berry -Go- Round

(JPN) Handcuts / HJCR-96

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