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ARRESTED DEVELOPMENT インタビュー141号

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 '92年のアルバム『テネシー(遠い記憶)』でデビューを果たした、アレステッド・ディヴェロップメント。ハードコアなラップがシーンを席巻していた当時、優しく語りかけるような温かいMCと、生楽器を中心としたオーガニックなサウンドが支持されて、幅広い層のリスナーを獲得。グラミー賞にて“ベスト・ニュー・アーティスト”と“ベスト・ラップ・パフォーマンス”の2部門を受賞している。ヒップホップ・グループとしては初となる、MTVアンプラグド・ライヴ出演という快挙もを成し遂げた、偉大なアーティストだ。


「アレステッド・ディヴェロップメントは、僕の家族みたいなものだね。みんなとは親密だよ。僕らの活動を一冊の本に例えると、第1章は'90年代初期の成功、第2章は僕のソロ・キャリア。そして第3章が、今作『Since The Last Time』だね」  
そう語るのは、グループのフロントマンとしてマイクを握る、リーダーのスピーチ。近年はソロ活動に重きを置いていた彼が、8名のメンバーと共に最新アルバム『Since The Last Time』を制作した。結成当初から若干のメンバー変更はあるものの、74歳になるスピリチュアル・アドバイザー、ババ・オージェをはじめとする4名のオリジナル・メンバーは今作でも健在だ。
「今作は10年以上ぶりのワールドワイド・リリースとなるんだ。『The Heroes Of The Harvest』と『Among The Trees』は、ヨーロッパと日本ではリリースされたけど、アメリカやその他の国ではリリースされていないからね。だから、しばらく僕らのサウンドから離れていた人達も多いだろう。ここで今一度、僕らが今まで何をしてきたのかをみんなに伝え、僕らのスタイルに賛同して欲しいという願いが、タイトルには込められているよ」  
新作には、かつての活躍を知らずとも、誰もが楽しめる、躍動感溢れる温かなサウンドがたくさん詰まっている。なかでも特筆すべきは、2曲目に収録されている「Miracles」だろう。ジャクソン・シスターズによる大ネタ、「I Believe In Miracles」を大胆に使用した、今作のフックになるダンサブルなトラックだ。
「この曲では、僕らが人としてどうあるべきかを説いている。現状からのレベルアップと変化についての歌なんだ。僕は“変化”こそが“ミラクル”だと考えている。アルバム全体にも“世界の現状を悲観するのではなく、それを変えるべく何ができるのかを考えよう”というメッセージを込めているよ」  
世の問題点に対するポジティヴな姿勢を曲で打ち出す、アレステッド・ディヴェロップメント。彼らはいつも、音楽の持つパワーを信じている。


interview & text SOICHIRO NAITO
translation MiMi SHIMADA


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ARRESTED DEVELOPMENT
Since The Last Time

(JPN) PONYCANYON / PCCY-01800

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