CHICAGO
CHICAGO インタビュー137号
サイケデリック・トランス・シーンきっての人気アクト、1200MICS。そのメンバーとして、ラジャ・ラムやGMSと活動を共にしているのが、ここで御紹介するシカゴだ。DJとしても活躍する彼が、その本領を発揮した初のコンピレーション『Full On Turbo Blast』をリリースした。
「Enigmatic Soundと、Phonokol RecordsのマネージャーをやっているDJ Hollyが、私の親友で義理兄弟のOrenと話したのがリリースの切っ掛けだ。彼は僕のDJとしてのキャリアを、もっと強固にする手助けをすべき時が来たと考えてくれたんだ」
収録曲は、GMS+シカゴ「Bun n Shik」や1200MICSの名曲「LSD」などで、まさにフルオンな内容だ。
「私たちの1200MICSのスタイルは、強烈(Full-On)な、ターボ爆風(Turbo-Blast)ミュージックの良い例だね。私の選曲やスタイルを“トランス・ロック”と呼ぶ人もいるけど、その意見には賛成だ。私がDJをするときの哲学は、“さぁ、ロックしようぜ!”だからね。 ここ2、3年の作品を見ると、ロックとトランスがブレンドされたものが増えてきている。このことは、多くの変化をシーンにもたらしている。ショーの後に大勢の若者がやってきて言うんだ。“ねえ、トランスって何かよくわからなかったんだけど、友達がぜひ経験してこいって言うから来てみたんだ。すっかりハイな気分だよ。ロックな感じのギターも良いね。なんだか親近感が沸いて、居心地が良かったよ”と。 つまり、多くの若者が夢中になり出しているんだ。心を開いて、今まで知らなかった新しい次元を経験して、興奮して! それがサイケデリック・トランスなんだ!」
今後は、1200MICSの制作に入るというシカゴ。日本はもちろんのこと、ブラジル、オーストラリア、ロシア、デンマーク、ドイツ、ポルトガルなど、世界中でのパフォーマンスも控えていると言う。日本は、ブラジルと並んで、ライヴをするのが楽しみな国ということで、メッセージをくれた。
「日本のファンは熱心で、とても元気がいいね。ロックが大好きで、ダンス・フロアーでは大喜びで楽しんでくれる。僕らに温かく接し、歓迎してくれる。私たちも日本のトランス・ファンが大、大、大好きだよ! 一緒にロックしようぜ!」
interview & text SOICHIRO NAITO
VARIOUS ARTISTS
Full On Turbo Blast
(JPN) ENIGMATIC SOUNDS / EG777

