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DJ19 インタビュー149号

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 日本のクラブ・シーンで多彩な活動を続けているDJ/プロデューサー、DJ19。ハウス、トランスをメイン・フィールドにしながらも、AMBROZIAのメンバーとしてダウンテンポを手がけたり、サックス・プレイヤー勝田一樹のソロ・プロジェクト、JAFROSAXのプロデュースをつとめたり、八面六臂の活躍中だ。'99年には、自身のレーベル19BOX RECORDINGSを設立。国内外のアーティストとのコラボレーションも、積極的に行っている。  このたび、彼が手がけるミックスCD、『Party 4 The Weekend』がリリースされた。19BOXの音源のみで構成された本作は、ハウス・ミュージックを基調としながらも、コアなクラブ・ファンからライト・リスナーまで楽しめる内容に仕上がっている。未発表曲が5曲先行収録されている点も注目だろう。  今作のコンセプトと自身の音楽スタイルについて、DJ19本人に話をきいた。


—今作には、19BOXの音源のみが集められているそうですね。
「はい。今作はミックスCDという形式になってはいますが、19BOXの音源を集めたハウス・コンピレーションという捉え方で制作しました。今の時代って、誰でも自宅で楽曲のミックスをつくりこむことが可能じゃないですか。だから、そこに重点を置いても仕方ないと考えたんです」
—では、ミックス以外の部分に重点を置いたということですか?
「そうですね。今までのミックスCDは、クラブやDJプレイをシュミレートしたものが多かったと思いますが、今作は家で聴きやすいことを最優先にしました。リスニング向けのハウスっぽい曲と、クラブのフィーリングを一緒にパックしているので、今までのミックスCDやコンピレーションとはかなりテイストが違うと思います」
—今作ではハウスに焦点を当てていますが、DJ19さんは、様々なジャンルで活動していますよね。
「もともと僕には、ジャンル分けっていう意識がないんです。僕自身のスタイルは、プログレッシブ・ハウスと言われることが多いですが、実はプログレッシブ・ハウスのDJと宣言したことは、一度もないんですよ。むしろ、そう言われるのが嫌なぐらいです。昔から、自分のスタイルは“PHUTURE FUNK”という言葉で表現していて、常にそのスタイルでプレイしているだけなんです。その中に、トライバルなものやトランシーなものがあったり、エレクトロっぽいものがあったりするんです。それは、時代によって変わっていくものでもありますね」
—では今作も、“PHUTURE FUNK”を念頭に置いた作品なのでしょうか?
「そうですね。今作には、いろんなタイプの楽曲が含まれていますからね。今作を聴いた人が、気に入った曲からどんどん音源を掘り下げていってくれればよいですね。でも、それはリスナー各自の仕事なので、僕の方から“これはこうだ!”って意図的に押しつけるつもりはないですよ」
—なるほど。今作にはトラックものだけでなく、ボーカル楽曲も収録されていますね。
「今作には、ボーカル曲をある程度入れたいと考えたんです。「Ima」は3年前にオリジナルをリリースした楽曲で、今回はリミックスを収録しています。オリジナルをリリースした当時は、クラブでかかる日本語の曲は恥ずかしいっていうイメージがあったんですよ。だから、クラブでかかってもおかしくないような日本語の曲をつくりたいと思ったんです。ボーカル曲では他に、「3.A.M. DELIGHTFUL」が収録されています。この曲では、福岡のTSUKUという子がボーカルをつとめているんです。シンガーとして有名なわけではないんですが、今回ピックアップしました。彼女のように面白いアーティストは日本中にいるので、タイミングが合えばどんどん一緒に活動していきたいですね」
—普段から、新しいアーティストの発掘を積極的に行っているのですか?
「地方にDJしにいった時とかに、デモをよくもらうんですよ。うちのWEBサイト経由でも、世界中から毎日のようにデモが送られてきます。そこから良いと思った人をピックアップすることが多いですね。今はもう、誰でも自宅で簡単に音楽をつくれるけれど、飛び抜けて良いものって少ないんですよ。だから逆に、足りない部分をうちのレーベルで補ってあげられたらなと思っています。才能がある人に対しては、テクニックや手法を教えて、伸ばしていきたいですね」
—今作にも、送られてきたデモからピックアップしたアーティストが参加していますか?
「はい。海外の人が多いですね。オランダ、イギリス、オーストラリア、カナダ、アメリカ、アルゼンチン、リトアニア、チェコ、ベルギー、スペインなど...様々な国のアーティストが参加しています。良いアーティストがいれば、有名無名関係なくピックアップしています」
—レーベルとしては、国内外を問わず門戸を広くしているんですね。
「そうですね。2月には、インドネシア最大級のクラブ、STADIUMの第一弾コンピレーションもリリースしました。そのコンピは19BOXの音源のみを使って、僕と現地のレジデントDJがパッケージしたんです。今後は、ロシア向けに19BOXのコンピを編み直してリリースする予定もありますよ」
—国際派なんですね! 自身名義のオリジナル・アルバムをリリースする予定はありますか?
「実は、DJ19名義でのオリジナル・アルバムは、まだリリースしたことがないんです。楽曲はたまっているので、それをいつ出すか考えているところです。自分のレーベルがあるので、いつでも好きなタイミングでアウトプットできるんですよ。だから、そのへんは気楽に、自分の思いどおりに動いています。リリースを楽しみにしていてください」


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DJ19
Party 4 The Weekend

(JPN) CCRE / CCRM-2003

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