DJ FULLMOON MONDO

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DJ FULLMOON MONDO 131号

関西サイケ・シーンのキー・パーソン、DJ FULLMOON MONDO。もともとディスコ、レゲエのDJをしていた彼だが、'93年に訪れたタイのコパンガンでフルムーン・パーティーと出会い、レイヴ・カルチャーに感化されたという。その衝撃は相当のもので、自分のターン・テーブルをコパンガンに常設し、パーティーを現地でスタート。何度も日本との往復を繰り返す“修行”を行ったそうだ。その数なんと12回! いつしか日本にも彼のフォロアーが生まれ、と名打ったイベントも始まった。そして、この度イベント名と同名のレーベルを設立、コンピレーションを発表することとなった。


「現場仕様をリリースしていこうというコンセプトのもと、レーベルを立ち上げました。今回の収録曲も、実際に現場でテストして、ウケる曲のみなんです。大工さんで言うところの“このノコギリ使いやすい”みたいな感覚で選びました(笑)。今作は、これから出てくるDJに向けて発信したいですね」
 いずれもMONDO氏御墨付きトラックというわけなのだ! なかでも特にオススメはあるのだろうか? 「ダメージの「Ichiban Hardcore」が気に入っています。単純にウケるんですよ。僕にとって“困ったらこれかけとけば何とかなるで!”というトラックなんです。だけど、DJにもいろんなタイプがいますよね? 今作はプログレやテクノをかけている人でも使えるよう意識しましたから、僕みたいなタイプだったら今作のなかからは3、4曲ぐらいしかけられないかも。全DJに対応できるように仕上げているんです」
 さらに、ハードコアなダーク系トラックでまとめている点もポイントだ。
「ダーク系のレーベルが日本にはないんです。海外にはあるんですけど、それはダークすぎるんですね。NEWWORLDからは、その中間を出していきたと思っています。暗い時代を反映しているからですかね、ダーク系はフロアでウケるんですよ(笑)。収録アーティストは、以前から“いつかみんな協力してな”と話していた、現場で出会った仲間達です。こういうことが出来るのも、僕が現場のDJだからこそだと思います。みんなが世界レベルに達するまで待っていたんですけど、やっと時期がきましたね」
 “修行”を始めて12年。その成果が、ようやく実ったのだ。しかし彼の“修行”は、まだまだ続く...
「来年初旬から久々の旅に出ます。ゴアやパンガンに行ったり、アンコールワットでパーティーがあるというので、その辺もまわる予定。DJツアーというわけではなく、修行です! 3月にはトルコの日食パーティーにも行きます。訪れた各地で、日本発信のこういうレーベルが始まったよと、身体をはって宣伝してこようと思います。好きだからこそできることですね。修行は一生終わらないんですよ!」

interview & text SOICHIRO NAITO

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