DJ TAKASHI インタビュー140号
'90年代初期のPSYトランス・シーンに触れ、世界各国のパーティーを追って旅したDJ TAKASHIが、「旅で経験した雰囲気を日本のテクノロジーでミックスした、スタイリッシュな関西流パーティー」を表現するべく立ち上げた、BLLISDOM。このイベント・オーガニゼーションが、レーベルとしても始動を開始。第一弾リリースとして、コンピレーション『Soundwave Splush』をリリースした。
「サイケデリック・トランスと呼ばれるものは、暖かく分厚い、有機的なサウンドだと思っています。艶やかだったり、ざらっとしてたりと色々ありますが、今回制作をお願いしたアーティスト達には、このポイントを意識していただきました。想像以上に、メロディアスかつドラマ性の高い楽曲が集まったと思います」 GMSやシステム7など、シーンの重鎮による未発表音源を集めた今作。参加アーティストは、どうやって選んだのだろう?
「今まで接してきたアーティストがほとんどですね。吸い寄せられるように来た曲もあります(笑)。イキイキしたタイトルがいいなと思っていたら『Soundwave Splush』という言葉が浮かんできました。シリウス・イスネスの曲名が偶然「Summer Splush」だったり、GMSのリクタムと“アルバム名は何にするの? じゃぁ曲名は「Soundwave」でいこう!”といったやり取りをしたり、様々なエピソードがあって面白かったです」
そんな今作には、彼が実弟のDJ ISAOと結成しているINDIGOのオリジナル・トラック「Blue Lagoon」も収録されている。ドラマティックな幕開けと、恍惚に満ちたスピリチュアルな世界観が秀逸だ。
「ISAOとはテイストが異なるので、一緒にやることで表現の幅が広くなります。情報とテクニックを共有できるのもいいですね。この曲は当初、伸びやかで豊かな女神像をイメージしていたので、聴いた人がハミングできるようなメロディーとクリアで爽やかなストリングスを合わせ、切れ味の良いリズムで、元気に踊れる楽曲を目指しました」
今後は、レーベルとイベントのクロスオーバー、そしてINDIGOのフル・アルバム完成を目指して活動していきたいと語るDJ TAKASHI。さらなる活躍に期待大!
interview & text SOICHIRO NAITO
photo ZACH (SOLSTICE MUSIC)
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VARIOUS ARTISTS
Soundwave Splush
(JPN) BLISSDOM / BLISSCD001


