D-NOX & BECKERS
D-NOX & BECKERS インタビュー151号
D-ノックスとベッカーズは、共にドイツを拠点とするDJ / プロデューサーだ。二人ともキャリア10年を越えるベテランで、主にプログレッシヴ・ハウス / トランス・シーンで活躍している。もともとは個別に活動していた彼らだが、'04年からは共同での楽曲制作とライヴ・パフォーマンスを行うようになった。 そのコラボレーションが、このたびファースト・アルバム『Left Behind』に結実した。これまでの活動を振り返り、D-ノックスはこのようにコメントしている。 「二人での楽曲制作には、多くの利点を感じているよ。ベッカーズと曲づくりをするようになって、初めて自分の曲に満足できたほどだ。僕らは本当に多くの楽曲を一緒に手がけてきたけど、その最高傑作に数えられる数曲も今作には入っている」 それは、どの曲なのだろう。
「今の僕らは、新たな方向性としてテクノにアプローチした曲が特に気に入っているんだ。「Shanghigh」や「Changes」が、その見本じゃないかな。この2曲は、アルバム発売に先駆けて、バイナルでもリリースしたよ」
D-ノックスの言うとおり、今作では、プロッグのみならずミニマル、エレクトロ、クリックなど、ダンス・ミュージックの様々な要素を取り入れた、多彩な表現を聴くことができる。全9曲がノンストップ・ミックスされているので、彼らのヒプノティックなライヴ観も存分に楽しめるだろう。アルバム制作は、どのようなスタンスで進めたのだろうか?
「僕らは、一つのスタイルに固執しないんだ。常に先へ進もうと努力している。それはアルバムのコンセプトにも通じているよ。今作の収録曲を個々に聴いたら、様々なスタイルがあると感じるかもしれないけど、アルバムを通して聴けば、ダンス・ミュージックの壮大な魅力を感じることができるはずだ」
D-ノックスとベッカーズのDJスピリットがいかんなく発揮された『Left Behind』。あえてダウンテンポやエクスペリメンタルな曲を収録せず、全曲クラブ栄えするようにつくったという本作には、ダンス・フロアのディープな熱気が詰め込まれている。
interview & text SOICHIRO NAITO
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D-NOX & BECKERS
Left Behind
(JPN) WAKYO / WKYCD011

