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FIELD MUSIC インタビュー139号

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 フィールド・ミュージックは、イギリス北東部の田舎町、サンダーランド出身のトリオ・ポップ・バンドだ。サンダーランドと言えば、LOUDではおなじみのザ・フューチャーヘッズのホームグラウンドだが、実は彼らとザ・フューチャーヘッズは旧友で、音楽的にもつながっているという。バンド間の関係について、中心人物の一人、ピーター・ブリューイズが話してくれた。


「あいつらとは、オレたちが音楽を始めるずっと前からの友達なんだ。同じ街の同じ通りで一緒に育って、音楽も長年一緒につくってきた。ザ・フューチャーヘッズのバリー・ハイドは、昔フィールド・ミュージックのメンバーだったこともあるんだ。ちなみに、オレはザ・フューチャーヘッズのオリジナル・ドラマーだったんだ」
 さらに驚いたことには、マキシモ・パークでドラマーを務めるトム・イングリッシュも、フィールド・ミュージックに在籍していたことがあるそうだ。結成から一年半と活動期間は短い彼らだが、その顔の広さからもわかる通り、音楽経験豊富なテクニシャン集団なのだ。
 そんなフィールド・ミュージックが、バンド名と同名のファースト・アルバムをリリースする。日本盤は、B面曲や未発表曲を9曲も追加したボリューム満点のスペシャル・エディションだ。盟友ザ・フューチャーヘッズ顔負けの透き通ったハーモニーと、転調を繰り返す楽曲構成は秀逸で、類似バンドが思いつかないほどのオリジナリティー。リフの一つ一つには、リスナーのアクセス度が高いポップ・エッセンスも散りばめられている。NME、MOJO、UNCUTなどUKの音楽雑誌やアーティスト、耳の肥えたリスナーから支持されているのも頷ける完成度だ。
「アルバムをつくる際に決めたコンセプトの一つは、エフェクター類などの使用を限定して、制限されたサウンドの中で制作するというものだった。だから、他と変わったところがあるとすれば、サウンドではなく、曲そのものにあるということになるね。それから、他のバンドと似すぎていると感じる部分があれば、切り捨ててしまうこともコンセプトの一つだった」
 実は、次作もすでに制作を終えているというヤル気満々の彼ら。UKロック・ファンには、刺激的な存在となりそうだ。


text TAKAHIRO KAWAMURA

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