FUTON インタビュー131号
タイはバンコクという想定外の都市(!?)から、シザー・シスターズ顔負けのグラマラスなパーティー&ダンス・ミュージック・バンドが登場した。その名はFUTON。もちろんバンド名は‘布団’に由来する。メンバーはイギリス人のデヴィッド・フトン(Gu)、ビー・フトン(Key)、サイモン・フトン(Dr/元スエード)に、タイ人のジーン・フトン(Vo)、日本人のモモ・フトン(Vo)の五名だ。
「バンコクは世界中からの放浪者でいっぱいだし、本質的に国際都市なんだ。FUTONは究極の雑種バンドだよ」(デヴィッド・フトン/DF)
各メンバーは偶然バンコクに居合わせただけだったが、音楽に対する情熱が彼らを結びつけたという。当然音楽の趣味もバラバラだが、FUTONのサウンドはいかにして誕生したのかを聞いてみた。
「コンセプトがあってはじまったバンドではないんです。ソロ・アーティストが五人集まったようなバンド。だから全て予想外で、でもその偶然が必然となってミラクルが起こる。メンバーそれぞれが違う音や言葉やビジュアルを投げ合って化学反応を起こしているんです」(モモ・フトン/MF)
「最初はアマチュアの料理人みたいだった。各自が思いついたやってみたい音楽を持ち寄って、いろいろやってみたんだ。でも最後に、それまで調理した出来損ないの料理を全部放り出したら上手くいくようになった。ハードに、ダーティーに、より良くね」(DF)
タイでリリースした二作品をまとめ、ニューシングル「That look In Your Eyes」を世界先行収録した『Give Me More !』を、ジャパン・エクスクルーシブでリリースした彼ら。どんなアルバムを目指したのか聞いてみた。
「誰かに“ファック・オフ”って言ったり、永遠の愛を示したりっていう、感情についてのものなんだ」(ビー・フトン/BF)
「タイトル通りだよ。ずっと待ってるんだけど、得られない感覚がテーマだ」(DF)
「バラバラにできているようだけど、凄くピュアで美しく、ユーモアにあふれているものだと思う」(MF) ユニークなルックスを持ち合わせているだけに、そのライヴも気になるところ。はたしてどんなステージングを披露するのだろう。
「僕らはラッキーなことに、バンドの中にたくさんのキャラクターを抱えているから、ライヴでも間違いなくそれは発揮されるよ。僕らのショーは美しく酩酊するんだ」(BF)
五つの個性がパワフルにぶつかりあう、Futon。最後に彼らの目標を聞いてみた。
「FUTONサウンドを世界中に広める。そしてライブに来てもらったり、料理のときに聴いてもらったりして、みんなに良い時間を過ごしてもらう。僕らは無秩序な振る舞いをしつつ、マジで世界平和を求めているんだ」(ジーン・フトン)
text TANIA
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FUTON
Give Me More!
(JPN) AVEX / AVCD-17730


