GAGLE

iLOUD > GAGLE

GAGLE

GAGLE インタビュー151号

 DJ MITSU THE BEATS、MC HUNGER、DJ Mu-Rの三人からなる仙台出身のヒップホップ・ユニット、ガグル。ジャジーなアナログ・テイストが光る緻密なトラック、そしてそこに絡むハイ・スキルなラップと温かなメッセージが支持され、ヒップホップ・シーンを飛び越えた注目を集めている。活動領域も国内外問わず、メジャーからアンダーグラウンドまで幅広い。


「これまで、いろんな人にお世話になってきました。でもそこに甘んじることなく、さらにいい曲をつくるにはどうすべきか、試行錯誤してきました。そんな姿勢がライヴの依頼や、海外からのオファーにもつながったんじゃないかと思っています」(DJ MITSU THE BEATS)

 '01年のデビュー以来、日々の切磋琢磨を欠かすことのなかった彼ら。その努力が結実したアルバムも、今作『3-PEAT』で三枚目だ。

「ガグルの姿勢は昔から変わっていなくて、作品をつくるにしろ、ライヴをするにしろ、何に対しても一生懸命取り組むよう、心がけています。その積み重ねが、作品につながっているんです。だから、これまでの全てを結晶化させた今回の『3-PEAT』は、今までで一番の作品だと思います」(DJ Mu-R)

 “3-PEAT”とは、かつてシカゴ・ブルズが三連覇した時に広まった造語だそうだ。アルバムのタイトルは、三度目の挑戦も実りあるものとするべく、彼らが願を掛けたことに由来している。このように自らを奮い立たせた彼らは、同じ境遇に立つ同世代に向けたメッセージを、今作のテーマに掲げた。

「一生懸命な若者に“その姿勢は間違っていないよ”と伝えたい。頑張れば何かしら結果がついてくることは、身を持って体験しているから。とはいえ、今でも厳しい状況に置かれることはあります。そんな想いもあって「若き匠たちへ」という曲で、アルバムのラストを飾りました。“匠”という言葉を使っているのは、頑張っている人を具体的に指すためです。気持ちを込めてマイクに集中しました。チャックが開いているのに気づかないほどに(笑)」(HUNGER)

 セックス&バイオレンスばかりが取り上げられがちな昨今のヒップホップ・シーンではあるが、真っすぐな姿勢で活動している、ガグルのような存在がいることも忘れてはならない。

interview & text SOICHIRO NAITO


HMVで購入↓
GAGLE
3-PEAT

(JPN) COLUMBIA / COCP-34283

GAGLE

GAGLE トピックス一覧