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GOOSE インタビュー154号
パンクなアティチュードから生まれたベルギー産エレクトロ・ロック
グースは、先輩のソウルワックスを彷彿とさせるエレクトロ・ロックを武器に、ベルギーから世界のダンス / ロック・シーンへ躍り出た4人組だ。'02年に活動をスタートした彼らが注目を浴びるきっかけとなったのは、2006年、英名門ダンス・レーベルのSKINTと契約したことだったという。
「ベルギーのバンドがUKのレーベルとサインすることって、本当に珍しいみたいなんだ。だからSKINTと契約した途端にメディアが騒ぎ始めて、僕達も“すごいことなんだ!”って感じたよ」(ミック)
そして、彼らはデビュー作『ブリング・イット・オン』をドロップした。パンキッシュな歪んだシンセと肉感的なダンス・ビート、ロックの歌心が絡み合うこのアルバムを、一言で表すとしたら? そんな質問に、ギター / シンセ担当のデイヴはこう答える。
「僕らはバンド構成だし、マシンの使い方やアルバム制作のアプローチはカンペキにロックだった。でも音自体はみんなが踊れるようなダンス・ミュージック。で、僕達のアティチュードはパンクなんだ。だからその3つ全てだね」(デイヴ)
しかし、トレードマークとなっているロッキンなエレクトリック・サウンドから、彼らを近年のエレクトロ・シーンに所属すると考える人は多い。その点については納得しているようだ。
「ロックに比べて、エレクトロ・シーンではお互いを尊敬しあっていて居心地が良いよ」(デイヴ)
「僕達がエレクトロを追求しはじめたのは、ダンス・ミュージック・シーンが氷河期に突入した時期で、“それなら自分達でつくればいいじゃん!”って思ったからなんだ。もしかしたら、マスタークラフトやジャスティスも、僕達と同じ理由で始めたのかもしれない。そして今、そんな若手達が同じタイミングで世界中から出てきて盛り上がっている。良い兆候だよ」(ミック)
では、他のバンドとは違う“グースらしさ”とは何なのだろう?
「他のみんなはラップトップを使ってる。ドラムを使うユニットもいるけど、それはラップトップの上に被せているだけだったり、何か人工的な気がするんだよね。でも、僕達は完全にライヴで演奏している。それがグースのスペシャルだよ」(バート)
サマーソニックでは、発言の通り、ギター、ベース、シンセ、ドラムによるフィジカルなライヴを見せつけてくれたグース。そのパンクな姿勢を、『ブリング・イット・オン』でぜひ味わってみて欲しい。
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GOOSE/Bring It On
(JPN) SONY / EICP-728

