INSPIRATION
INSPIRATION インタビュー134号
京都木屋町にある老舗クラブCOLLAGEにて、毎月第2土曜日に開催されているパーティー、
―まずは、パーティーについて聞かせてください。立ち上げの経緯は、どのようなものだったんですか?
「もともとCOLLAGEで、オープン当初から沖野がレギュラーをやっていたんです。その後、僕と二人で
―シーンを盛り上げようという思いがあったんですね。
「テクノやトランス・シーンは、成熟しているじゃないですか。大きなフェスもある。僕らのやっていることもリアルな音楽だと思うから、認められなきゃおかしいという熱い思いはありましたね。そこは同じことを考えている者どうしが集まって、一緒に何かできればと思いました」
―イベントでは音楽面だけでなく、ライヴ・ペインティングやオリジナルTシャツの制作など総合的なアートを展開していますね。
「オシャレに興味はあるけど、音楽にはさほど関心がないっていう人は多いですよね。 そういった子がTシャツを見て、パーティーや音楽に興味を持ってもらえたら嬉しいですね。逆に音楽しか知らない人が、ライヴ・ペインティングやTシャツに目を向ければ、お互いのシーンが活性化されて良いと思います。みんなでシーンを大きくできればなと思っているんです」
―そんな
「そうですね。でも、それだけではなく、僕らが集まってやっていること自体が、エクスクルーシヴなことだと思います。みんなが持っている力は、それぞれ違うので、今回は各々にパーティーでの自分を意識して曲を書いてもらいました。普段
―制作は全面的にアーティストに委ねたんですね。
「信頼しているから、伝えたのは尺(曲の長さ)だけです(笑)。そのへんは、初めから注文つけようとは思いませんでした」
―それでも、上がってきたものはコンピレーションにピッタリだったと。
「MITSU君もヒップホップじゃなかったしね。ヒップホップとハウスの中間で、ジャジーなことを表現していました。まさしくクロスオーバーなパーティーに参加する、DJ Mitsu The Beats。野崎君も期待通りのJazztronikでした」
―イベント・コンセプトがしっかりしていれば、プロダクションも良いバランスになるということですね。
「福富さんや野崎くん、MITSU君が参加しているということ自体に
―参加アーティストが活躍しているフィールドは、クラブ・ジャズ、ハウス、ヒップホップと異なりますよね。共通する何かを感じたからこそ一つになっていると思うのですが、どんな世界観で繋がっているんですか?
「僕らはジャンル分けでは、いわゆる“ジャズ系”になるんでしょうけど、そこでつながっているんでしょう」 ―根底に共通してある、ジャジーなエッセンスということですね?
「そうですね。クロい部分とか」
―クロい部分といえば、
「向こうと同じことを僕らがやっても、マネしようとも思いませんけど、ムリですよ(笑)。ただ、一曲一曲とったらブロークン・ビーツには素晴らしい曲があるし、それを分かってもらうにはどうしたら良いかを日々考えています。例えば、ハウスやヒップホップと一緒にかけてみたりね。クロスオーバーって、そういう意味だと思うんです。だから、ブロークン・ビーツに限らず、多彩な音楽をいろんな表現の仕方で紹介できると思います。カッコつけた言い方になるのかもしれませんが、“Good Music,Good Vibes”を摘んでいるだけですよ」
―他にも注目しているジャンルやシーンはありますか?
「今のシーンをもっと大きくできると思うんです。音楽的には、ソウルフルな音楽に興味を持ってます。バグズ・イン・ジ・アティックあたりのウエスト・ロンドンの動きや、スピナのようなUSA勢も気になります。シンパシーを感じるアーティストを挙げていたらキリないですね」
―シンパシーやインスピレーションを、今後の活動にどのように反映させていきたいですか?
「良い音楽には、ジャンル関係なく共感すると思うんです。共感する部分を、どうしたら僕らならではの表現にできるか。それを常に考えていきたいですね」
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Various Artists
Exclusives (JPN) COLUMBIA / COCB-53506

