JAFROSAX
JAFROSAX インタビュー144号
日本のジャズ / フュージョン界を代表するDIMENSIONのサックス・プレイヤー、勝田一樹。彼のソロ・プロジェクトが、JAFROSAXだ。ここでは、クラブ・ミュージックに傾倒した活動を行っている。
「ジャズを新解釈して面白い作品を手掛けているアーティストを探したところ、クラブ・シーンに多いと分ったんです。そこで、DJ達にアプローチをとって始動させたのが、JAFROSAXです。現代のツールを使って、自分の音楽をやろうとしています」
音楽理論にとらわれず、アイデア勝負で優れた楽曲を仕上げるクラブ・ミュージックに、魅力を感じると言う彼。テイストの違いは、サックスの演奏にも反映されているのだろうか?
「ジャズの即興は、演奏者のアイデンティティーを表現するものだから、時にはグルーヴを崩すアプローチもします。でも、クラブで踊らせることを意識する場合は、グルーヴを一定に保つべきだと思うんです。だから、グルーヴをより一層ビルド・アップするような演奏をしています」
そんなJAFROSAXが、このたび3rdアルバムをリリースした。トラック・メイカーには福富幸宏、DJ19、MAKOTOと、ハウスからドラムンベースまで、様々なジャンルのDJが名を連ねている。
「面白い音をつくるDJを探した結果、ジャンルはバラバラになりました。でも、僕のテイストが共通で乗るから、統一感はキープできています」
制作は、どのように進めたのだろう?
「曲は半分以上僕がつくっているので、DJはアレンジャーの立ち位置ですね。ヴォーカルは、サックスでメロディーを吹くよりも表現力が得られる曲にのみ、採用しています。サックスは、トラックがあがってきた段階で、全曲を一日で即興演奏しました。曲の雰囲気を増幅させるよう意識して吹いています」
今後は様々なDJ達とクラブで共演したいと語る、JAFROSAX。最後に、クラブ・シーンでやってみたいことについて聞いてみた。
「「Hi-Tech Jazz」という、クラブで有名な曲がありますよね? 本当はロニー・ローズっていうサックス・プレイヤーのフュージョンがオリジナルなんだけど、それを知らない人が多い。クラブ・カルチャーには、クラブのなかだけで成熟しているぶん、視野が狭いところがあるんです。そこに僕が入っていくのは面白い。DJのなかで不明な部分を僕が音楽的に整理してあげたり、DJから面白いアイデアをもらったりしたいですね」
interview & text SOICHIRO NAITO
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JAFROSAX
Jafrosax3
(JPN) KONAMI DIGITAL ENTERTAINMENT / POCE-7338

