JAY-J インタビュー145号
アメリカ西海岸のハウス・シーンで、15年もの長きにわたって活躍してきたプロデューサー、ジェイ・J。2003年にはジル・スコット「He Loves Me」で、グラミー賞のベスト・リミキサー部門にノミネートされているほか、ジュリアス・パップ、ミゲル・ミグス、カスケードとのコラボレーション作品でも知られている。このたび、彼が手がけたリミックス音源を集めた初のMIX CD、『シフテッド・ミュージック・ベスト・コレクション』がリリースされた。
「この作品は、僕がプロデュースしてきた音楽だけでなく、僕が世界中のクラブでプレイしている音楽も体現しているんだ。僕のリリース作から20曲ぐらいをセレクトしてクラブでプレイし、クラウドがどんな反応をするか見ながら選曲したよ」
これまでに、120作品を越える膨大なリリースを行ってきた彼。アイディアが枯渇することはなかったのだろうか?
「DJとして世界中を回っているし、他のプロデューサーが手がけた素晴らしいハウス・ミュージックに絶えずインスパイアされているから、そんなことはなかったね。常にフレッシュな作品をつくれるように、自分の内側を刺激する方法も持っているんだ」
今作には、セルフ・リミックス楽曲も収録されている。自身の曲と他人の曲では、リミックス作業にどういった違いがあるのだろう?
「他アーティストの作品をリミックスする時、僕はボーカルに焦点を絞って作業をしていくんだ。でも、セルフ・リミックスとなると、どの曲を使用するか、どこに焦点を当てるか決めるのが難しいね。まあ、自分のプロダクションであろうとなかろうと、リミックスには常に同じだけの時間とエネルギーを費やすようにしているよ」
ジェイ・Jが手がける楽曲は、いずれも爽快感あふれる仕上がりとなっているが、これは彼の住む環境に触発されているのだろうか?
「サンフランシスコの気候とエネルギーは、僕の作品に影響を与えているね。とてもインスパイアされるんだ。僕自身が、ソウルフルでエネルギッシュな音楽のファンだということもあるね」
自身が主宰するレーベル、Shifted Musicをフィーチャーした今作にちなみ、最後にレーベルの予定をたずねてみた。
「今は、僕自身のアーティスト・アルバムを制作中。あとは、来年の秋〜冬ごろに、レーベル・コンピレーションをリリースする予定だよ」
interview & text EMIKO URUSHIBATA
translation AYA HARADA
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VARIOUS ARTISTS (RE: SOULED BY JAY-J)
シフテッド・ミュージック・ベスト・コレクション
(JPN) P-VINE / PCD-23848


