JOHN LORD FONDA インタビュー138号
2004年にヴィタリックが主宰するレーベルCITIZENから「Volt Age」をリリースし注目された、フランス出身のクリエイター、ジョン・ロード・フォンダ。現在高い人気を誇るロッキン・テクノ・サウンドを得意としている彼が、デビュー・アルバム『ディバセール』をリリースした。
「僕自身は、もうしばらくEPやシングル単位で制作をやりたかったんだけど、CITIZENが“ヴィタリックのあとは僕しかいない!”って雰囲気になってたから、アルバムをつくったんだ。CDマーケットへの初めてのステップだったから頑張ったよ。とても濃いものができたと自負している」
アルバム・タイトルは、どこからつけたのだろう?
「ピクシーズの曲「Debaser(ディベイサー)」から取ったんだ。今でもあの頃のロックが大好きなんだ。この曲では本当によく踊ったよ。僕のバックグラウンドを少しでも知ってもらいたいという意味もこめて、このタイトルにしたんだ」
そのバックグラウンドを強調するかのように、今作ではデペッシュ・モード「Personal Jesus」のカヴァーをはじめ、全編に渡ってロック・フィーリングの強いエレクトロ・ディスコ・サウンドが展開されている。このスタイルを生み出すにあたって、ジョンが影響を受けたアーティストをきいてみた。
「“ロック・フィーリングの強いエレクトロ・ディスコ・サウンド”という指摘は、本当にピッタリだね。今回のアルバム制作にあたって、最も影響を受けたアーティストを挙げるとすれば、デペッシュ・モードとピクシーズは外せないね。今でもロックやヘヴィ・メタルは大好きなんだ。ニルヴァーナ、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、AC/DC...。実は初めてテクノを聴いたときは、“あんまり自分にはなじまないな”とさえ思ったんだ」
そんなロック好きの彼が、ダンス・ミュージックをつくり始めたキッカケは何だったのだろう?。
「クラブでローラン・ガルニエを観たことだね。当時、僕は既にミュージシャンだったから、“ガルニエのような音を自分でも出せたらいいなぁ”と思って、すぐに機材を買い揃えたのさ。今では“ヴィタリック”として知られている一人の友人と一緒に、エレクトロニックな音楽をつくって、フランス中のクラブを回ってはライヴを行うまでになったよ」
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JOHN LORD FONDA
DeBaSer
(JPN) P-VINE/CITIZEN / PCD-2638


