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J.SANDS インタビュー138号

 ヒップホップにいち早くジャズ・ネタを取り入れ、シーンの先駆けとなった二人組ローン・カタリスツ。そのMC、J.サンズが2ndソロ・アルバム『The Breaks Vol.2』をリリースする。サブタイトルは“The Interlude Violator( インタールードの侵害者 )”となっているが...。


「前作に引き続き、自分が持っているビジョンを表したつもりさ。ラップ・ミュージックの歴史には、常にインタールード( 曲間に差し込まれる短いトラック )が存在する。ピート・ロック&CL、ギャングスター、ダイヤモンドD、みんな挿入している。俺はずっと、他のラッパーがつくったインタールードに乗せてラップを練習していたんだ。だから、このサブタイトルをつけたのさ」
 ユニットではMCのイメージが強いJ.サンズ。ソロ作ではトラック制作にも携わっているのだろうか?
「ローン・カタリスツは二人ともMC、トラック・メイキングができるんだ。だから、ソロ制作の時は俺がトラックづくりに関わっている。毎回、自分が考えたビート・ネタを入れているよ」
 M7「Money Of Corner」にはパブリック・エナミーのトラックが使われている。この曲へのこだわりについてはこう話す。
「このトラックは俺にとって、ラップ人生の半分を共に過ごしてきたものなんだ。だからフックをつくって、あとは過去のものを大事にしたのさ」
 ローン・カタリスツ主催レーベル“B.U.K.A ENTERTAINMENT”からは、コンピレーションCD第二弾『Bring It Home Vol.2』も同時リリースされる。コンピにはローン・カタリスツをはじめ、トップ・エムシーズ、ファイヴ・ディーズなど、アメリカ北東部を拠点に活躍するアーティストの楽曲が多数収録されている。
「このコンピは、俺たちが活動するエリアの力を世界に示す目的でつくったんだ。過去の未リリース曲や、今現在俺たちがやっている新しいスタイルまで聴くことができるよ」
 最後に、日本におけるジャジー・ヒップホップの盛り上がりについてたずねてみた。
「とても良いことだと思う。そういったムーヴメントは、きっとアメリカにもやってくるだろうね。俺はどんなスタイルのラップも好きなんだ。みんなが、いずれ俺たちと同じ方向へ向かってくれることを期待しているよ」


interview & text EMIKO URUSHIBATA


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The Breaks Vol.2 The Interlude Violator

(JPN) CCR ENTERTAINMENT / CCRM-6003


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VARIOUS ARTISTS
Bring It Home Vol.2

(JPN) CCR ENTERTAINMENT / CCRM-6004


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