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LEMONGRASS インタビュー149号

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 ローランド・ヴォスは、ドイツを拠点に活動するチルアウト・ミュージック・クリエイター。ソロ・プロジェクトのレモングラスとしては、これまでに9枚のアルバムを発表している。兄弟ユニット、ウェザーチューンズのメンバーとしても活躍中だ。
このたび、レモングラス名義での最新フル・アルバム『Rendez-Vous』がリリースされた。これまではダウンテンポな楽曲を主に発表してきた彼だが、今作ではハウス、ブレイクビーツといったダンサブルなビートに取り組んでいる。何か心境の変化でもあったのだろうか?


「今回は、自分のスタイルを変化させることに、ミュージシャン生命を捧げたくなったんだ。その想いが、ブレイクビーツやハウス、ファンク・ビートといった形で、サウンドに表れたんだと思うよ」  
元DEF MIXのエリック・カッパー、ヴェガ・レコーズのMr.Vといった、著名ハウス・リミキサーを起用していることにも驚かされた。
「リミックス・プロジェクトは、とても楽しいものだった。今回これが実現したのは、一昨年の来日時に出会った、King Street Soundsのヒサ・イシオカのおかげでもあるんだ」
 前作『Ikebana』同様、インスピレーションは異国の文化から受けているという。もちろん日本も、ローランドにとっては“異国”のひとつだ。
「アンビエントの楽曲をつくる時は、日本の禅や、仏陀信仰といった思想をイメージしてつくるんだ。あと、日本の映画からも影響を受けているよ。黒澤明監督の古き良き作品は、今でも私の心に残っている。最近のものだと、宮崎駿監督のアニメーションも素晴らしいと思うね」
 「Farewell」では、日本語の“さよなら”という言葉もモチーフとして取りあげている。
「人々が“さよなら”と言って抱き合うことで、悲しく痛い感情を共有することができると思う。また、“さよなら”は、お互いが深い感情で結ばれる瞬間を再確認できる言葉でもある。別れという事実には、美徳やロマンがあると思うよ」
 今作には、日本人女性シンガー真夢/MAYUをフィーチャーした楽曲も収録されている。
「彼女は、7thアルバム『Fleur Solaire』でも起用したシンガーなんだ。ポップ・アピールの要素を持っているから、彼女が参加した楽曲は、ディスコ・ハウス、ファンクをイメージしたものに仕上げたよ」
 自身が主宰するレーベルLemongrass Musicからは、コンピレーション第二弾『Lemongrass Garden Vol.2』のリリースも控えているというローランド。今年も忙しくなりそうだ。


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Rendez-Vous

(JPN) Receptortune / EXRC-0110