LOUIE AUSTEN インタビュー144号
今年還暦を迎えたエンターテイナー、ルイ・オースティン。’70年代には、ラスベガスでフランク・シナトラと共演したこともあるという経歴の持ち主だ。そんなショウビズ界の大御所が、生誕60周年を記念して、フル・アルバム、『イグアナ』をリリースした。'90年代末からは、エレクトロ・サウンドへ急接近している彼。本作でも、その感性は発揮されており、跳ねるエレクトロ・ビートとニュー・ウェイブな上音が非常に若々しい。この作品には、どのようなコンセプトがあるのだろう?
「私は自分のことを、エンターテイナーとしてハンサムではないが、面白いイグアナではあると思っています。本作では複数のプロデューサーと一緒に仕事をして、プロデューサーのリクエストに合わせて自分を表現しました。その変化の様がイグアナみたいでしょう?」
そのプロデューサーには、フォニークやジェフ・メルニク等、ヨーロッパ出身のエレクトロ・ハウス・クリエイターが名を連ねている。彼らが制作するような近年のダンス・ミュージックに、興味を持ったきっかけはなんだったのだろう?
「数年前に、ウィーンの若いプロデューサーやDJと出会う機会があって、彼らが生み出しているエレクトロ・サウンドを知ったのがきっかけです。私はすぐに、とても新鮮なサウンドにのめり込んでしまいました」
本作での注目は、International Deejay Gigoloに所属するクリストファー・ジャストのヒット曲、「I'm A Disco Dancer」のカバーだ。ルイ・オースティンのセクシーなヴォーカルで、このクラシック・トラックは、アダルトなエレクトロ・ポップへと生まれ変わっている。
「この有名なダンス・トラックをカバーするというのは、オリジナルをつくったクリストファー・ジャスト本人のアイデアです。彼は、私とウィーンで会うたびに、私のヴォーカルとリリックで新しいバージョンをつくる構想を練っていました」
この11月からは、次のプロジェクトに向けて動きだすというルイ・オースティン。まだまだ現役バリバリといった風情の彼に、若さを保つ秘訣について聞いてみた。
「毎分毎秒、常に情熱的に生きるよう心掛けています。そして、生きていることに感謝し、祝福されていることを意識して過ごしています。とても普通のことなのです」
interview & text TAKAHIRO KAWAMURA
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LOUIE AUSTEN
Iguana
(JPN) KLEIN / OCTAVE-LAB / OTLCD1080


