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Newdeal インタビュー133号

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 2000年にUKのテクノ・レーベルPRIMEVILから「New Deal EP」でデビューした日本人クリエイター/DJ、HITOSHI OHISHI。その後もシングル、アルバム、ミックスCDをリリース、様々なコンピレーションにも楽曲を提供し、精力的な活動を展開している注目の人物だ。2005年には、DVD作品『Parallel』を発表、ヨーロッパ・ツアーも敢行し、ますます活躍の幅を広げている。  そんな彼が、newdeal名義では3年ぶりとなるセカンド・アルバム『fudge』をリリースする。本人名義でも作品っを発表しているが、newdealではどんなサウンドを展開したいのか聞いてみた。


「名義の境界線、グレイの部分を考えるのが面倒になってきたのと、newdealという体制の方がライヴをしやすいので、全てをまとめることにしたんです。例えばチルアウトな曲をつくり溜めて、それらを名義を変えてリリースしようと思った時期もありましたが、それをやっていると気持ちが冷めて、出すタイミングを失ってしまう。だったら多少食い合わせが悪くても、暖かいうちに食べてもらったほうがいいかな?と思ったんです。普段クラブで遊んでるみんなだって、毎日ファンキーなテクノばかり聴いてるわけではないでしょうし」
 彼の言葉通り『fudge』は、ビートも音色もヴァラエティに富んだ内容となっている。ファンキーなテクノはもちろんのこと、クリック/グリッチ系のサウンド、プロッグやブレイクス、ロック的なテイストまでをも網羅した、“トータル・エレクトロニック・アルバム”といった趣。Kaoriをフィーチャーしたヴォーカル・トラックまで収録されている。アルバム全体を通してのコンセプトやテーマは、どのようなものだったのだろう? 「例えば、ミックスCDやクラブの一晩のように全体をひと塊として見たとき、アルバムの場合は各曲がパーツ的な意味合いのものより、曲単体で完結しているほうが、iPODなどでシャッフルされても聴けるかな、と思ったんです。バラ売りされては意味がなくなる、というものにはしたくなかったんです。スタイルを一つに絞りきれない苦手意識を逆手にとったコンセプトだと思います」
 収録されている様々な音楽的エレメントの全てに興味がある、と語る彼。様々な要素を巧みにまとめ上げ、HITOSHI OHISHIならではのテイストにできる点こそが、彼の真骨頂だろう。なお、現在はさらなる新作の制作、バンドとのレコーディングに取り組んでいるという。今後どのように進化していくのか、興味がつきないアーティストだ。


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fudge

(JPN) ARIGHT'S RECORDS / ARCD-011

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