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NISH インタビュー135号

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 転機のひとつとなったロングセラー・アルバム『RAVERAID ~LIVE @ ULTRA PUMPIN’』の発表から約一年。NISHはその間に自身のレーベル、HARDERGROUND RECORDINGSから三作の12インチをリリース、さらにリミックス・ワーク、ライブPAにも精力的に取り組み、その実力を証明するかの如くタイトなスケジュールをこなしてきた。
 そこに満を持して発表するのが『HARDERGROUND CONNECTIONS』だ。話題沸騰の強力シングル「Blue Sunshine」のみならず、ドイツの超人気ハードトランス・クリエイター、ALPHAZONEとのコラボレーションなど(「Flashback」のNISH REMIXと、「Sagittarius」のALPHAZONE REMIX)未発表音源がズラリと並んだこの作品は、前代未聞のコンセプトDJ MIXアルバムと言ってよいだろう。
 '90年代後半から走り続け、今やハードダンス・シーンを牽引するキーパーソンにまで成長した、NISHIに話を聞いた。


―『HARDERGROUND CONNECTIONS』のコンセプトを教えてください。新曲、12インチのリミックスワーク、他クリエイターのリミックス作品で構成されていますね。
「2005年に入った頃、ちょうどサード・アルバム『RAVERAID』が完成したあたりから、リミックスのオファーが来るようになったので、今年(2005年)はリミックス・ワークに力を入れて活動しよう、と決めたんです。何曲かつくったあたりで、自分でつくったリミックスと他のアーティストにつくってもらったリミックスをまとめたアルバムをつくってみたら面白いかも、と思って企画したのが、今回のアルバムです。なので、コンセプトは“リミックス・コラボレーション!”といった感じですね。全曲リミックスだと何か物足りないと思ったので、今回のために新曲をつくって、ついでにそのリミックスも依頼して収録してます」
―前作から変わった点はありますか?
「今までのアルバムには、全て自分でつくった曲を収録してきたので、他のアーティストがつくったリミックスを収録している点が大きく違いますね。ヨーロッパのアーティストがつくったものは、やっぱりヨーロピアンなサウンドに仕上がってるし、今までのアルバムと比べて音の傾向がかなり変わっていると思いますよ」
―ALPHAZONE、DAVE JOY、MARZZと、ヨーロッパのハードダンス・シーンで活躍するクリエイターのリミックスが収録されています。これはどういった経緯で実現したんですか?
「注目しているクリエイターを選んで、彼らのメール・アドレスを探して、直接メールでオファーしました。そうしたら、全員からOKのメールが来てしまったんですよ。ビックリしましたね(笑)。 そう簡単にOKの返事はもらえないだろうから、とりあえず多めにメールを出してみて、2~3組決まればいい方かな?と思っていたら、5組もOKしてくれたんです。最終的に一人はスケジュールが合わなかったので、今回は4組のアーティストにお願いすることにしました。特にALPHAZONEは昔から大好きで、いつかリミックスを頼みたいと思っていたんですよ。今回は、彼らの名曲Flashback」のNISHリミックスをつくってアルバムに収録することができたので、ホント嬉しいですね」
―曲の並びで悩んだところや、ここはバッチリ決まったな!という部分を教えてください。
「今回はグルーヴ感の違う曲がたくさんあって、バリエーションに富んでいますが、その分ノンストップ・ミックスするときの曲順では悩みましたね。今までのアルバムはライヴをメインに考えて曲づくりしていたので、つくっているときに曲順もイメージしていたんです。でも、今回は他のアーティストがつくったリミックスが多いので、今までのアルバムとは趣向を変えて、CDとしてコンパイルしたときに面白さが出るような構成にしてみました。スタートからアッパーな選曲で一気に高揚感を出して、中盤はテクノ系、そこからラストへ疾走していく、という全体の流れが聴きどころですね」
―知らないリミックス名がいっぱいあるんですが、これはNISHさんなんですか?
「いえいえ、違いますよ。僕の曲をリミックスしたものは、全部他のアーティストがつくったものです。まだ作品をリリースしていない人のリミックスもあるので、知らない名前があるのは無理もないですね。今回初めてネットでリミックスのコンペをしてみたんですよ。そこで気に入ったリミックスも、今回のアルバムに収録しています。一人は「Open Your Mind」をリミックスしてくれたIMA君。一番最初にリミックスを送ってきてくれたんですけど、一番リミックスらしいリミックスということで、すごくインパクトがありました。こういうオリジナルを破壊した感じのリミックスって、アーティストの個性が出ていて大好きなんです。もう一人は「Don't Close Your Eye」のリミックスをしてくれたエイスケ君。彼とは数年前に、国内で初めてレーベルに参加したTOKIO UNDERGROUND LIMITEDのデザイナーとして知り合っていたので、彼からリミックスをしたいと話があったときは、正直大丈夫かなって思いました(笑)。でも、完成した曲を聴いてビックリ。いつの間にこんな曲をつくれるようになったの?という感じでしたね。サイケっぽいサウンドのハード・トランスで、渋くてカッコイイです」
―東京と名古屋でレジデンシーのパーティーを持っていますね。それぞれの特徴を教えて下さい。
「東京は、にも出演しているTOSHIO UEKIさんが中心となっているというパーティーです。ハードなトラックが大好きなDJ陣が、たくさん出演しています。名古屋はYojiさんがレギュラー・パーティーをしていたのオーガーナイザー兼メインDJのGeorge-Sさん主催のです。名古屋きっての老舗ハードダンス・パーティーといったところでしょうか。どちらも、一晩ずっとハードなサウンドに浸れますよ」
―今後の予定を聞かせてください。
「2005年はリミックスに力を入れてきたから、今年はオリジナルをたくさんつくっていきたいと思っています。次のアルバムは、全曲新曲でできればいいかな。それと、今までは自分の曲のアルバムばかりだったので、僕が選曲、DJミックスをするコンピレーションもやってみたいです。あとはハード・トランス色が全くない曲をつくってみたりとか、やりたいことはたくさんありますよ。ライブ活動としては、3月25日に行われるヴェルファーレのに出演する予定です。 も定期的にやっていきますが、最近たくさんのDJさんからオファーが来ているので、今年は東京、大阪、名古屋以外のパーティーにも参加するかもしれないです。リリースの方は、ハード・トランス系のコンピCD『NERGETIC TRANCE』に新曲「LISTEN2ME」が収録されます。このCDは、僕の他にもREMO-CONさんやOZAWA君など、国内でハードなトラックをつくっているクリエイターが集結する凄い内容になると思います。あと、今つくっているリミックスと去年の年末につくったリミックスがあります。今はまだ詳しいことは告知できないのですが、こまめにホームページの方で情報を更新しているので、チェックしてみてください。たぶん、このラウドが発売される頃には情報公開してると思うので、よろしく!」


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Harderground Connections

(JPN) HARDERGROUND / HRDCD-002

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