PLASTIC OPERATOR
PLASTIC OPERATOR インタビュー154号
不純物ゼロの高品質キラキラ・エレポップトロニカ
昨年、英BBC RADIO 1の人気DJ、ロブ・ダ・バンクが「Folder」という曲を強力プッシュしたことで知られるようになったデュオ、プラスティック・オペレーター。メンバーのマチュー・ジャンドローとピーテル・ファン・デッセルに、まずはこの曲が誕生した経緯から聞いてみることにしよう。
「初めて一緒にラップトップで作業したときにつくった曲なんだ。歌詞は、ある男の子が好きな女の子を追いかける話さ、悪い意味じゃなくてね(笑)。で、現実世界ではアプローチする勇気がないから、彼女のパソコンにある“フォルダー”をコピーするというストーリーだ。今や不思議な話じゃないだろう?」(ピーテル/以下P)
「で、この曲の入ったEPを200枚つくったんだよ。そうしたら、友人が“ロブのあの番組にピッタリの曲だ”って紹介してくれてね」(マチュー/以下M)
そんなラッキーな彼らが、アルバム『ディファレント・プレイシズ』をリリースする。純粋無垢という言葉が似合う、メロディアスで品の良いポップトロニカが楽しめる作品だ。タイトルの由来を聞いてみた。
「いろんな人からタイトルに共感したって言われるよ。“遠距離”ということについてね。最近は、多くの人が遠距離恋愛をしていたり、遠くにいる人と仕事をすることが多いんだろうね」(M)
「僕ら二人も海外で過ごすことが多いんだ。マチューはモントリオール出身だけどフィラデルフィアに住んでいて、僕はベルギー出身だけどモントリオールに住んでいる。そして、出会ったのはロンドンにいたときだった」(P)
作曲方法についても聞いてみた。
「特に決められた方法はないんだ。初期段階では、僕らが単にメロディを鼻歌で歌ったものも多いね。それが結構面白かったりするんだよ(笑)」(M)
では、そんな鼻歌から生まれるピュアなメロディは、誰からの影響が大きいのだろう。最後に好きなアーティストを聞いてみると、意外な答えが返ってきた。
「実は、僕は長年ロックを聴いていたんだ。ジミ・ヘンドリックス、ピンク・フロイド、ソニック・ユース、フガジ...。レッド・ツェッペリンの最初の四枚は、全部ギターで弾けたよ。エレクトロニック・ミュージックに興味を持つようになったのは、UKに移ってからだね。そこに全く新しい音の可能性を感じたんだ」(M)
「僕が一番最初に好きになったのは、ジャン・ミッシェル・ジャールだった。子供の頃、ローランドのキーボードでよく彼の真似をしようとしていたよ」(P)
interview & text FUMINORI TANIUE
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PLASTIC OPERATOR
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(JPN) P-VINE / PCD-20011

