poodles
poodles インタビュー139号
poodlesは、1996年結成のインストゥルメンタル・バンドだ。現在のメンバーは程島和浩(アコースティック・ギター、ベース)、Enomoto(パーカッション)、小笠原峰生(エレキ・ギター)の三名で、2003年12月にアルバム『空感』でデビューしている。当初は代々木公園などで、路上演奏を中心に活動していたそうだ。アーシーなリズムに、サイケデリックなエレキ・ギターと叙情的なアコースティック・ギターが滑らかに絡み合う、オーガニックなサウンドが持ち味で、今年の4月には<渚 Music Festival>にも出演している。そんな彼らが、セカンド・アルバム『STREAMIN' BLUE』を発表した。
「パーカッションの胴鳴りや、アコースティックギターのふくよかなボトムなど、楽器の音色が素直に耳に届くように音づくりをしました」
小笠原が語る通り、新作のサウンドは極めてナチュラルで、スッと身体に入ってくる。野外パーティーとの相性は抜群に違いない。前作に引き続き参加した、Blast HeadのTetsuya Okamuraがアレンジ、ミックスを手掛けた「Dolphin Through」や、コブラ笛やプサルタ(ヨーロッパの古典楽器)の音を使用した「darab」など、バリエーションも豊富だ。特筆すべきは、今作のリズム隊に、俳優もこなすアーティストのKUJUNがツイン・ドラムで参加していることだろう。
「KUJUNの柔らかなドラム・ワークが加わったことで、リズムに俄然、表情が出てきました。彼とは2004年に新宿OPENで共演してからの付き合いなんです」
KUJUNは、今作のハイライトを飾る「蓮」など四曲で、メンバーのドラムス&パーカッションと絡み、poodlesの音楽性をさらに魅力的なものにしている。今作発売後、5/28のライブをもって脱退したドラムスの宮沢夏起に代わるサポート・メンバーとして、夏のライブ活動を盛り上げてくれることだろう。
「今後は様々なドラムスとセッションを重ね、新たなpoodlesのサウンドを探っていきます。この夏は東京だけでなく、フジロックを始め様々な所でライブの予定が入っているので、今から楽しみです」
text TAKAHIRO KAWAMURA

