PRETTY GIRLS MAKE GRAVES

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PRETTY GIRLS MAKE GRAVES インタビュー136号

 プリティ・ガールズ・メイク・グレイヴスは、2002年のデビュー・アルバム『Good Health』で一躍脚光を浴びた、シアトル出身のバンドだ。メンバーはアンドレア・ゾロ(Vo)、ジェイソン・クラーク(G/Vo)、ニック・ドゥイット(Dr/Vo)、デレック・フデスコ(B)、そしてレオナ・マーズ(Key)の五名。全員が、結成以前から既に名のあるバンドで活動してたという実力派だ。そんな彼らが、2003年のセカンド『ザ・ニュー・ロマンス』に続く最新アルバム『エラン・ヴィタル』をリリースした。フデスコは語る。


「僕らは思い浮かんだアイディアを何でも曲にしていっただけで、何かをやろうとしたわけでも、“型”を持とうとしたわけでもないんだ。でも、だからこそ僕らの新作は、これまでとは違った作品に仕上がったと思う。新作はどの曲も何か奇妙で、相当変わっていると思うよ。最近のバンドは、どれもありふれた、似たようなものばかりだろ? 僕は、彼らと一緒に同じリストに押し込めらるようなバンドではいたくないんだ」  デビュー当初はフガジやアット・ザ・ドライヴ・インを引き合いに出されるようなスリリングなサウンドで、パンク/ポスト・パンク系のバンドとして人気を獲得していた彼ら。最新作では、たしかにより幅広い音楽性を披露している。アンドレアによる女性ヴォーカルとジェイソンの鋭いギターを軸としていることに変わりはないが、キーボードやアコースティック・ギター、ホーンなどもフィーチャーしているのだ。彼らならではのディープかつエクスペリメンタルな世界に磨きがかかったとも言える。
「本作を聴いた人は、僕らの音楽をどう位置付け、どう説明すれば良いのか分からなくなってしまうかもしれない。バンド・メンバーは、それぞれ異なる音楽のテイストを持っているからね。みんな本当に色々なものを聴くんだよ。例えば、僕の場合は反復的で無味乾燥な音がすごく好きだから、そういう要素もバンドの音楽には反映されていると思う」
 最後に、そんな彼らにとってのパンク・スピリットとは何かを尋ねてみた。
「僕にとってパンクとは生々しいエナジーそのものであって、やりたいと思うことをするってことなんだ。現在“パンク”という言葉は形骸化してしまっているよ。多くの人がパンクだと考えているバンドのことを、僕はパンクだと思わないね」

text FUMINORI TANIUE


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Elan Vital

(JPN) P-VINE / PCD-23752

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