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QUASIMODE インタビュー153号

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大きな期待がかかる次世代筆頭クラブジャズ・バンド


'06年にスウェーデンの老舗クラブジャズ・レーベル、RAW FUSIONより12インチ・デビューしたことで、世界規模での注目を集めるようになったクオシモード。平戸雄介(Pf / Key)、松岡“matzz”高廣(Perc)、須永和弘(Bass)、奥津岳(Drums)のカルテットで活動する、新鋭ジャパニーズ・クラブジャズ・バンドだ。オーセンティックなジャズにクラブのビートを取り入れ、独自のグルーヴを生み出している彼らに、まずはバンドの信条を聞いてみた。


「その場の想いをダイレクトに伝えられるのがジャズの良いところではありますが、そこに何の想い入れもなくソロを惰性で演奏しているという悪いイメージを持たれることもあります。そんな評価を一新するべく、クラブジャズ、つまり新しいジャズの解釈をクオシモードで表現し、活動していきたいです」(平戸) 「ジャズは座って聴く音楽だと考えている人もいるかと思いますが、ジャズは基本的に踊れる音楽だと思うんですよ。クラブでかかるような、踊れるジャズを演奏したいですね」(松岡)


ここに御紹介する『The Land Of Freedom』は、'06年発表の『oneself-LIKENESS』に続く、彼らのセカンド・アルバム。前作からの進化を求めた意欲作だ。今作で彼らはどのように成長しているのだろう?
「より熱く、繊細なアルバムに仕上げられたと思います。聴いている人に訴えるものがある、より生き生きした作品になりました」(奥津)
「バンドの一体感が増したと思います。弓を使ったり、新しい表現も取り入れました」(須永)
「前作は良くも悪くも“クール”と形容されたんですね。勢いはあっても人間味がないという意見があったので、今回のアルバムでは内面から出てくるものを表現したかったんです。ライブ感を増すことで、魂からの音楽を伝えるということを、より意識するようになりました」(松岡)
「カーメン・ランディと有坂さんの歌をフィーチャーした曲がありますが、クオシモードが伴奏となるのは避けたかった。それにはインスト以上の表現力や構成力が求められました。そんな新たな試みが成長につながったと思います」(平戸)

デビュー時の成功に溺れることなく、さらなる高みを目指すクオシモード。音楽に対する真摯な姿勢と情熱には、心打たれるものがある。


interview & text SOICHIRO NAITO


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The Land Of Freedom

(JPN) GENEON ENTERTAINMENT/ GNCL-1115

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