RADIO SLAVE
RADIO SLAVE インタビュー154号
あらゆるクラブ・ミュージックを飲み込む、UKミニマル・テクノの偉才
英ブライトン在住のプロデューサー/DJ、マット・エドワーズによるプロジェクト、レイディオ・スレイヴ。数々のマッシュアップ作品やリミックスで名を馳せ、今最も動向が注目されている人物の一人だ。彼がパートナーのジェイムス・マスターズとともに運営するレーベル、REKIDSは、現在のフロアに欠かせない良質のトラックを次々と送り出している。このたび、そのレーベル音源をノンストップ・ミックスした日本独自企画盤、『REKIDS: A Panorama Garage Mix By Radio Slave』がリリースされる。本作はバレアリック調トラックで幕を開け、そこからディスコティックなテック・ハウス〜ミニマル・テクノへとシフトしていく、レーベルの多様な音楽性を反映させた作品だ。
「このミックスは、ここ数か月の間に、クラブでやったDJの記憶から構成されているんだ。トラックどうしの相性を思い出しながらつくったよ。“Panorama Garage”という名前は、何日も何晩もベルリンのクラブ、Panorama Barで過ごしたことに由来している。USハウスとヨーロピアン・テクノが融合した音から生まれる、あの場所のヴァイブをミックスで表したかったのさ」
ダークなフレーズが印象的な彼自身のトラック、「Screaming Hands」はクラブ・ヒットを記録し、本作でもハイライトを演出している。
「「Screaming Hands」ができたことは、自分にとっても大きな驚きだったね。違うトラックを作っているときに、いきなりこの変な音に出会って、そこからすぐにアレンジしたんだ。夜7時くらいに作業を始めて、翌日にはプレイできるようになっていたよ!」
フロア・ユースなテクノ・トラックから、ディスコダブ・テイストのミックスCDまで、さまざまな音楽性を披露してきたレイディオ・スレイヴだが、今後はどのようなサウンドに取り組んでいくのだろうか。
「レイディオ・スレイヴの新しいリリースとしては、「Ball Clap Dance」というトラックと、“No Sleep”シリーズの次作、「Dedication」を予定しているよ。今後はもっとアーバンな音に戻りたいと思っているんだ。ここ一年はBPMが124〜128のトラックをたくさん作ったから、そろそろテンポを落として、かっこいい変り種のヒップホップでもやりたいね!」
interview & text HIROKO TORIMURA
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VARIOUS ARTISTS
REKIDS: A Panorama Garage Mix By Radio Slave
(JPN) P-VINE / PCD-93006

