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SEVENTEEN EVERGREEN インタビュー150号

 セブンティーン・エバーグリーンは、米西海岸サクラメントを拠点に活動するダウンテンポ・サイケデリック・バンドだ。メンバーは、'90年代後半から組んでいる、ケイレブ・ペートとニーファイ・エヴァンズの二名。バンド名は、キング・クリムゾンの前身、ジャイルズ・ジャイルズ&フリップの歌詞に因んでいるという。


 そんな彼らが、『ライフ・エンバラセズ・ミー・オン・プラネット・アース』でデビューを果たした。ケイレブは、本作のテーマについてこう語る。
「僕らも都会で暮らしているから分かるんだ。毎朝、電車に揺られて仕事に向かう、機械人間になった人の気持ちがね。でも、誰だって夢を持っているはずだし、つまらない仕事をしながら一生を終えたくないという気持ちも持っていると思う。本作を通じて、僕らは“人間として、誰もがもっと大きな夢を見てもいい”ってことを伝えたいんだ」

 彼らはまた、“未来に向けたノスタルジアを表現したかった”という。“未来に向けたノスタルジア”という言葉は相反する要素を含んでいるが、どう解釈したらよいのだろう?
「未来には素晴らしい何かが待ち受けている、という意味さ。ノスタルジアは、本来は過去に対する感情だけど、壮大で素晴らしいことを切望するという意味にもとれると思ったんだ。それは例えば、地球と自分自身との関係や、僕らの周りに存在する、巨大なパワーを持った宇宙に思いを馳せることから生まれてくる」

 そんなポジティブなイマジネーションを支えているのが、彼らの音楽性だ。レイドバックしたドリーミーな音世界は、どのようにして生み出しているのだろう?
「アコースティック・ギターやピアノで演奏したサウンドを軸に、トラディショナルなロックとテクノ/アンビエントの要素を融合させているよ」

 繊細かつメローなサイケデリック・サウンドがゆっくりと展開していく本作において、たしかにロックとテクノはキーワードになっている。最後に、彼らがエレクトロニック・サウンドへ傾倒するようになった経緯を聞いてみた。
「バンドを結成した当時は、'60年代のサイケ・ポップや、コクトー・ツインズのようなギター・サウンドを信奉していたね。でもマンネリ化したシーンに嫌気がさしてしまったし、ベイエリアにいることやロックをやること自体にも疲れてしまった。その頃、テクノ系のパーティーに足を運ぶようになったんだ。一時ロンドンに滞在していたときは、WARPのパーティーによく行ったものだよ。そこには、ロックと比べて、すごく新鮮なシーンがあると感じたね」


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Life Embarrasses Me On Planet Earth

(JPN) BEAT / BRC-177

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