SINE6 インタビュー133号
国内屈指の人気を誇るPSYトランス・ユニット、UNI。その楽曲制作全般を受け持ち、ライヴではPCによる音出しを担っているMACCHOのソロ・プロジェクトがSINE6だ。DJ DOMINOのコラボレーター、DJ TSUYOSHIのマニュピレーターとしても知られる彼が、ソロ活動を始めようと思ったキッカケは何だったのだろう?
「制作中に、UNIっぽくない曲が出来たんです。それが第一歩ですね。UNIは“ゴア・トランスを聴いて育った僕”というのが大きいんですけど、SINE6ではもっと前から聴いていたテクノやロック、パンク、スラッシュ・メタルを、今やっているものとリンクさせられないかなと思っています」
テック・トランスに傾倒したダークなトラックと、スラッシュ・メタルに通じる分厚いギターの壁、そこに空間的なノイズが絡むSINE6特有のサウンドについて、彼はこう語る。
「全体的に言えるのは、ノイズ音が多くて、テクノっぽいニュアンスが強めだということ。それが個性というか、違ったサイケデリック感になっています。トランスって音色が決まっているじゃないですか。それとは違うものがやりたかったんです」
ソロ・デビュー・アルバムのタイトル『Innovation』には、新しいことをやりたいというニュアンスと“自身の革新”という意味を込めたそうだ。
「(UNIを)二人でやってる時と一人では、全然違うんです。相方はパーカッションを派手に叩くので、目立つんですよ。ライヴ中にお客さんを見ると、全員相方を見ている(笑)。一人だとみんな自分の方を見るんで、心構えが違ってきます。自分で全部音を出すので、細かな部分をよりダイレクトに操作できますしね」
アルバム中、特に気に入っている曲はあるのだろうか?
「2曲目の「Dom」ですね。制作は誰かの影響を受けて始めることが結構あるんですが、この曲はそれが全くなかった。ノイジーなところやパーカッションの感じは、自分の中から出てきたピュアな世界観を反映したものです」
今後はソロという身軽さを活かして、海外にもっと行きたいと語るSINE6。既に12月には、オーストラリアでのライブも予定されているということで、ますます注目を集めることになりそうだ。
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SINE6
Innovation
(JPN) WAKYO / WKYCD05


