SONS AND DAUGHTERS インタビュー128号
同郷であるフランツ・フェルディナンドのサポートを得て、昨年デビューを果たしたサンズ・アンド・ドーダーズ。かつてアラブ・ストラップに参加していたことのあるアデル・ベソル(Vo)とデヴィッド・ゴウ(Dr)を中心に、スコット・ピーターソン(G/Ba)とエリダ・レノン(Ba/Mandolin)が加わった四人で結成されたグループだ。ハイ・テンションのヴォーカル&ギターに、ブルースの要素が融合したサウンドが持ち味。緊張感のあるダークなエモーションは、デビュー・アルバム『ザ・リパルジョン・ボックス』で堪能することができる。
中心人物のデヴィッドに話を聞いた。
―バンド名の由来を教えて下さい。誰の“息子と娘”という想定なんでしょうか?
「僕らは働き者の人々の息子と娘。バンド名は、ボブ・ディランが書いたある曲(「The Times They Are A-Changin'」)の「君の息子と娘は、君の命令には従わない」という歌詞からとったんだ」
―音楽的なコンセプト、追求していきたいテーマは何ですか?
「最初の音楽的目標は、シリアスでありながら簡潔で短い曲をつくることだった。第二の目標は、無駄をそぎ落とした誠実な音楽をつくることだったね。最初の頃は内省的で上品なサウンドだったんだけど、情熱的な曲を書くようになってから、自分たちをさらけ出した、速くて、怒っていて、容赦ないサウンドに変わったんだ。今までと同じ感情的なテーマを保ちながらも、それをもっと怒りを込めた音楽と組み合わせたんだ。そうすることで、全く違うひねりをサウンドに加えることができたわけさ」
―ケルンのコニー・プランク・スタジオでアルバムのレコーディングをした理由を教えてください。
「邪魔されない場所に行って、大きな部屋で演奏したかったんだ。いくつかの選択肢があったんだけど、そのときにコニーの名前を誰かが言ったんだ。そのアイデアをみんな気に入ってね。そのスタジオに到着したとき、正しい決断をしたって確信したよ。完璧なチョイスだったし、あそこで過去にレコーディングされたレコードには、好きなものがたくさんあるんだ」
―シングル「Dance Me In」では同郷のエドウィン・コリンズ(元オレンジ・ジュース)をプロデューサーに迎えていますが、彼との作業はどんな感じでしたか?
「エドウィンと仕事できたのは光栄だったし、彼は素晴らしい人だったよ。すごくウィットに富んでいて謙虚だったし、一緒にいたときはずっと自分のことをギャグのネタにしてた。彼のスタジオには山ほどのビンテージ機材があるんだけど、喜んでそれらを使ってくれたんだ」
―今後の活動予定や、バンドとしての目標がありましたら教えてください。
「夏はヨーロッパ中を飛び回るし、その後は数ヶ月間アメリカに行ってツアーするよ。どのライヴも激しくて情熱的なものにしたいね」
interview & text FUMINORI TANIUE
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SONS AND DAUGHTERS
The Repulsion Box
(UK) DONINO/HOSTESS / WIGCD155J


