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SOULIVE インタビュー150号

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 ドラマーのアラン・エヴァンス、ハモンド・オルガン奏者であるニール・エヴァンスの兄弟二人と、ギタリストのエリック・グラズノーが'99年に結成したバンド、ソウライヴ。NYのジャム・バンド・シーンから急浮上した彼らは、ジャズ、ソウル、ファンク、ヒップホップなど様々なグルーヴを融合させたサウンドで支持を集め、現在世界的にブレイク中だ。ソウルとライヴを結びつけた名が示す通り、圧倒的なスキルで迫るインストゥルメンタルのライヴ・パフォーマンスには定評がある。ゆえに、このたびリリースされる約4年ぶりの新作『No Place Like Soul』のレコーディングも、三人がスタジオでジャムするところから始まったそうなのだが...。'05年の制作スタート時を、アランはこう振り返る。


「誰もスタジオに曲のアイデアを持って来なかったんだ。まるで“俺たちはこれから、一体何をやるんだ?”って状況だった。それで、個々にアイデアを捻り出して演奏を始めたら、できあがったものは、全てヴォーカル曲のベースだったんだ」

 ソウライヴは、過去にもザ・ルーツのMCであるブラック・ソウトや、R&Bシンガーのアメル・ラリューらをゲストにフィーチャーしたことがある。しかし今回の制作には、これまでとは異なる意気込みで望んだようだ。
「今作は三人とゲスト・シンガーという形式ではなく、全く新しいバンドに生まれ変わってつくった気分なんだ」

 そうアランが言うように、今作からソウライヴは、ヴォーカリストのトゥーサンを迎えたカルテットとして再始動している。バンド構成が変わったことで、フリーな音楽性に変化はなかったのだろうか?
「ヴォーカル曲を手がけたとはいえ、俺たちは既にある音楽形式にこだわらなかった。もし仮に形式化された音楽を俺たちが求めたとしても、もし俺たちがデス・メタルやポルカを演奏したとしても、それはソウライヴの演奏になる」

 今作では、これまで同様のソウル、ファンクに対する思慮深い解釈と共に、卓越したソウライヴのソングライティングも楽しめる。ロックやレゲエへの傾倒も見られるのは、 新メンバー、トゥーサンからの影響が大きいのだろう。様々な変化を受けたソウライヴの新境地を、『No Place Like Soul』を通じて、ぜひ感じてみて欲しい。


text & edit SOICHIRO NAITO


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SOULIVE
No Place Like Soul

(JPN) COLUMBIA / COCB-53645

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