STUDIO APARTMENT インタビュー149号
森田昌典、阿部登からなるSTUDIO APARTMENTは、'00年に活動を開始したハウス・ユニットだ。これまでに「Flight」、「One true love」、「We are lonely」など数々のクラブ・ヒットを世に送り出している。ステファニー・クック、ジョイ・カードウェルといった、海外ヴォーカリストとのコラボレーション経歴も持つ実力派だ。'06年にはApt.を設立、レーベル運営にも乗り出している。
このたび同レーベルから、新コンピレーション・シリーズ、『TOOL』がリリースされることとなった。監修をつとめる森田昌典は、コンセプトについてこう話す。
「今までリリースしていた『MUSeUM』シリーズはミックスCDなので、DJユースではありませんでした。だから、DJプレイでもフルに活用できるコンピレーションCDをつくろうと思ったんです。コンピレーションだと、繊細な流れをそんなに気にしなくていいので、『MUSeUM』に入れられなかった楽曲も収録することができました」
今作には、アーム「Rej」や、タイガー・ストライプス「People I Know」など、最近のヒット・ナンバーが多数収録されている。選曲にコンセプトはあったのだろうか。 「今回は、'06年にヒットしたテック・ハウスを中心にセレクトしてみました。昨今はディープな音だけでなく、テッキーなシンセ・フレーズや、ブリブリのベースラインも好まれてきていると思うんですよ。ほとんどのトラックは、僕自身もDJプレイしたものです。現在でもかけているものが多いですね」
国内の若手アーティスト育成にも力を注いでいるApt.。今作には、千葉県出身の新人アーティスト、Nomad Foundationの楽曲も収録している。 「今作に収録されている「Circulation」は、彼と何度かやり取りをしながら詰めていった楽曲です。他にもまだまだ良いトラックがあるので、今後のリリースを楽しみにしていてください!」
今後は、STUDIO APARTMENTとして、オリジナル・アルバムのリリースを控えている森田昌典。そちらの制作は順調なのだろうか?
「あと数曲で完成、といったところです。海外のアーティストと一緒にやっていると、いろいろトラブルも多いもので...。でも、なんとか順調ですよ(笑)。良い具合に仕上がりそうなので、楽しみにしていてください!」
interview & text EMIKO URUSHIBATA
VARIOUS ARTISTS
TOOL
(JPN) NEW WORLD / NWR-2020


