THE CINEMATICS

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THE CINEMATICS インタビュー149号

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’03年に結成された四人組ロック・バンド、ザ・シネマティックス。フランツ・フェルディナンドやザ・フラテリスといった人気バンドを輩出し、ロック・シーンの重要都市として知られているスコットランドはグラスゴーから現れた新星だ。海外メディアではすでに話題を呼んでおり、“ラジオ・フレンドリーな曲を持っているインターポール”と形容されている。ギター兼ヴォーカルのラムゼイ・ミラーは、こうしたメディアの扱いについてどう思っているのだろう?


「インターポールとはよく比較されるけど、音楽性で共通項があるのはたしかだと思う。僕らは、ジョイ・ディヴィジョンやエディターズあたりともよく比べられるね」
そんな正統派ポスト・パンクを感じさせるデビュー・アルバム『ア・ストレンジ・エデュケイション』は、彼ら独特の“シネマティック”なムードに包まれた意欲作。メランコリックな楽曲群は、コールドプレイあたりが好きな、叙情派UKロック・リスナーにもオススメできるクオリティーだ。ラムゼイはアルバムについて、こう解説する。
「うねりのあるリズムに、ダークなギターとボーカルが交錯するアルバムに仕上がったね。リズム隊にはファンクからの影響、メロディーにはレディオヘッドやジェフ・バックリィからの影響、それぞれが反映されているよ」
 注目は、ベックの隠れ名曲「Sunday Sun」のカバーだろう。原曲の美しいメロディーはそのままに、ダンサブルなアレンジが施されている。
「僕たちはみんな、ベックの大ファンなんだ。特に『シーチェンジ』、中でも「Sunday Sun」が好きだった。この曲は代表的な楽曲ではないんだけど、メロディーもギターもピアノも美しいんだ。だから、自分達流にカバーしてみたのさ。僕はとても気に入っているよ」
 アルバムにはボーナス・トラックとして、シングル「Break」「Keep Forgetting」のPV、さらにはライブ映像も収録されている。こちらもチェックすれば、彼らの魅力により迫ることができるだろう。最後に、ザ・シネマティックスの活動方針をたずねてみたところ、こんなストイックな答えが返ってきた。
「音楽に100%専念することだね。メンバー全員が同じ方向を向いていないとダメだし、入って来たお金は、機材やバンド練習にすべて使わなくちゃいけない。難しいことかもしれないけど、大事なことだよ」


interview & text TAKAHIRO KAWAMURA
translation IZUMI KURIHARA


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THE CINEMATICS
A Strange Education

(JPN) VICTOR / VICP-63768


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