TRANS OF LIFE
TRANS OF LIFE インタビュー146号
Profile
TRANS OF LIFE(TOL)は、1994年に富樫勅文(Gu/Vo)によって東京で結成されたバンド。これまでに三作のスタジオ作品を発表しており、そのジャズ・フュージョン、ブラジル音楽などが融合した音楽性で、国内外から評価されている。現在は今年の春〜夏にリリースする予定のアルバムを制作中とのこと。
—「Brain Forest」は有機的なエモーションを感じさせる曲ですが、どのようなイメージで制作したのですか?
「自主でリリースしたサード・アルバムに「東雲草」というピアノ小曲があるのですが、この曲をベースに、さらに新しいフォーマットの曲をつくろうという意図で制作を開始しました。制作中、この曲は山深い湖のほとりや、標高の高い森にかこまれたような、静けさが漂う場所を連想させたので、“標高たかいね〜っ!!”とか言って笑っていました」
—誰かインスピレーション源になったアーティストはいますか?
「アナンダ・プロジェクトやブレイズ、ヴァンゲリス、スティーヴ・ライヒ、パット・メセニーへのリスペクトがあるので、彼らが創り出す世界観もインスピレーション源の一要素になっていると思います」
—TOLはバンドですが、ハウス・ミュージックのどのような点に魅力を感じているのですか?
「あらゆる音楽を貧欲に取り込んで、新しい音楽をつくりだしていることかもしれませんね。つくる側も聴く側も、音楽に造詣が本当に深いし。クラブではみんな酔っ払ってワケわかんなくなっていたりもするけど(笑)、実はすごく純粋かつシビアに音と接していて、いいかげんが通用しない。そんなところが魅力なのかもしれませんね」
—今回シスコ・ハウスから楽曲の提供依頼があったことには、どのような感想を持っていますか?
「僕らの音楽は、海外の配信サイト等では結構上位にチャートインするものの、純粋なオリジナル音源として一般流通するのは、実は今回初めてだったりするんです。そういった意味で、僕らを見つけてくださったシスコさんの情報収集力は恐るべし、です(笑)。何よりも、バイヤーとしての耳で聴いていただき、オファーをくださったことに、非常に誇りを感じています!」

