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WEATHERTUNES インタビュー127号

 レモングラスとしても活動しているローランド・ウォスと、グリーン・エンパシー名義でこの春アルバムを発表したダニエル・ウォスによるドイツ人兄弟ユニット、ウェザーチューンズ。三枚目となるアルバム『summer』は、彼ら曰く「暖かく心地よい陽射しの日々と、穏やかでロマンチックな夜の印象を彷佛とさせる」夏からのインスピレーションを元に制作したという。そのレコーディングはどのように進められたのだろう?


「二人とも演奏、作曲、アレンジをするんだ。曲によっては、どちらかが先にプログラミングをして状況をほぐしておくけど、楽曲の完成は可能な限り二人で迎えるようにしている。ローランドはもともとジャズ・ドラマーだったんで、リズム要素は彼に任せているよ」(ダニエル)
「シーケンスの打ち込みとメロディーでは、小さい頃からピアノを学んでいたダニエルの感性を表現することが多いね。今回は、ジャズ・ギタリストのマイケル・アルト、ボーカリストのターニャ・ネムレボーといったゲスト・ミュージシャン達ともアイデアの交換をしたよ」(ローランド)
「制作のプロセスでは、本当に楽しいことが多かった。僕たちがキーボードやピアノを弾いていると、いつも飼い猫の“カトウ”がスタジオルームに入ってきて、音に合わせてジャンプしてた。あと、数日間だけど、ミキサーの上に座って、音楽に合わせてゲロゲロ鳴く、蛙も飼ってた」(ダニエル)
 この夏、三度目の来日公演が決定した彼ら。チルアウト系ニュー・エレクトロニカというイメージを超えて、今回は様々な世界観を披露する予定だという。
「ダウン・ビート、アンビエントから、アップテンポなドラムンベースまで、ストーリー性ある流れを聴いてもらえると嬉しいね」(ローランド)
 ローランドはレモングラス名義でもパフォーマンスをすることになっているが、こちらは日本人女性ボーカリスト、MAYUをフィーチャーしてのライヴになるそうだ。
「日本のレーベル、Receptortune の助けをかりて、昨年MAYUにコンタクトをとったんだ。今はメールと手紙で協力関係を持っている。ライヴでは僕がプログラミングを担当し、彼女はそれに合わせて歌う。七月後半にリリースされる「Fleur Solaire(Japan Edition)」でも、二曲一緒にやっているよ」
 彼らのツアーには、イビサから実力派ハウスDJ、キコ・ナヴァロも参戦する。なかなか豪華なこのラインナップ、情感豊な“summer”を演出してくれそうだ。


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summer

(JPN) RECEPTOR TUNE / EXRC-0098