WEATHERTUNES インタビュー139号
兄ローランド、弟ダニエルによるデュオ、ウェザーチューンズ。彼らは、ドイツのミドル・ノースに位置する小さな町から、チルアウト・ミュージックを発信している。新作『ビーム・ミー・イン』は、4枚目のアルバムで、“リラックス・ラウンジ”がテーマだ。タイトルは“未来との対話”、“コミュニケーション”、“愛”から連想してつけられたもので、各曲にはそれぞれストーリー仕立てのようなコンセプトが設定されている。
「緑と静寂の中にいる時、最もインスピレーションを感じるんだ。そこからストーリーが浮かんだね。自由な感受性の中で演奏するよう心掛けたよ」(ローランド)
「毎日の生活は、様々なアイディアを与えてくれるんだ。あと、人は旅をすることによって、心が解き放たれると思う。そういった部分からもインスピレーションを受けたよ」(ダニエル)
“旅”と言えば、M7『Tao』、M8『Air Brake』、M10『Chinese Whisper』など、アジア的要素を取り入れた曲も多く見られる。アジアへの憧憬があるのだろうか?
「アジアの国々のカルチャーを感じさせる民族音楽が好きなんだ。以前は、アジアの楽器を取り入れるだけで“斬新だ”という反応をされたけど、今はもう僕たちがそういった音を取り入れていることは知られているね。自分でも、いたってノーマルに感じるよ」(ダニエル)
「それに、僕たちはアジアの美しい風景や音に触れることができる映画が、とても好きなんだ」(ローランド)
彼らはYMOや日本のポップ・ミュージックにもインスパイアされてきたというが、日本の音楽シーンについては、どう感じているのだろう?
「僕たちがリリースした、『Lemongrass Garden Vol.1』のコンピレーションに、antennasia、DUGSOUL、Mariaなど、日本人アーティストの楽曲を多数収録したんだ。それもあって、日本人アーティストの曲をたくさん聴いたよ。音楽によって、言葉の壁を越えて通じ合うことができて、本当に幸せだね」(ローランド)
昨年の夏、自身のレーベル“Lemongrassmusic”を立ち上げ、多くのプロジェクトを動かしている二人。多忙を極める中、4度目の来日を画策中だという。今後の動きに、大いに注目したい。
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WEATHERTUNES
Beam Me In
(JPN) Receptor Tune / EXRC105


