Zena
Zena インタビュー122号
ディスティニーズ・チャイルド、TLCとアメリカの音楽シーンにはカリスマ的人気を誇るガールズ・グループが存在するが、UKでそれに対応するのはミスティーク、シュガーベイブスあたりになるだろう。ジーナはそのミスティークのメンバーとして活躍していたUK R&B界期待の若手シンガーだ。脱退、ソロ・デビューへの経緯を彼女はこう語る。
「ミスティークには1年くらい在籍して、「Why」というヒット曲も出たけど、私自身その過程はあまりハッピーに感じられなかったの。だからグループを離れ、今後はソロとしてやって行こうと決めたの。その時からソロのレコーディングを始め、約1年かけてアメリカとイギリスを往復しながらレコーディングし『All Of Me』が完成したの」
その名のとおり『All Of Me』にはミスティーク時代では表現しきれなかった、等身大の今の彼女の思いが多く綴られている。
「グループの中にいるとグループの中の一員としてみんなに合わせないといけないし、周りからもこうしなさい、ああしなさいって言われるし、自分自身でなくなってしまう感じがしていたの。でもソロだと100パーセント自分自身を表現できるし、そういったプレッシャーからは解放されたわ。この作品にはハッピーでフリーな気持ち、その時の実際に感じていた自分というものが出ているとてもポジティヴな作品よ。女の子達がパーティーへ遊びに行く前にこのアルバムを聴いて発散作用になれればいいとも思っているし、気持ちがダウンしている時には励ましのソングとして聴いてもらえたらいいとも思う。私自身は元々ガレージ・ミュージックが好きで、その影響でファンキー・ハウスのパーティーとかにも行くようになったの。とてもダンスしやすいし、気分が昂揚する音楽よね!」
幼い頃から家ではレゲエがかかり、少女時代にはホイットニー・ヒューストンやメアリー・J・ブライジ、マイケル・ジャクソンなどを愛聴していたというジーナ。今回のレコーディング中には憧れのホイットニーとの対面を果たし大興奮だったという。
「それは物凄い経験だったわ! ホイットニーは私が小さい頃からTVで見る憧れの存在だったし、自分の音楽を気に入ってくれ、その人が実際に自分に会いに来たっていうことが本当に驚きだったわ。そういった意味では自分の夢が叶ったような感じ。これからの自分にとってカギとなる良いアドバイスをたくさんしてくれたの。本当にいい経験をしたと思うわ」
彼女にとってもはや“元ミスティーク”という肩書きは全くもって不要かもしれない。UK界の歌姫、次なるビヨンセになることを期待したい。
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Zena
All Of Me
(JPN) エイベックス / AVCD17586

