TOWA TEI インタビュー/LOUD132号
TOWA TEI
FLASHER
(JPN) V2 / V2CP-248
TOWA TEI
今の気分はDJ
2005年4月、実に6年ぶりとなる4枚目のソロ・アルバム『FLASH』をリリースしたTOWA TEI。'90年、“ディー・ライト”としてのデビュー以来、常にシーンの最先端を走り続けてきた彼が、コンピレーション・アルバム『FLASHER』を発表した。このアルバムについて、本人はこんなコメントを寄せている。
「NYから戻って早10年余。今年はここ20年で一番DJした年となりました。肩書きは今やDJでもいいかなあ、そんな今の気分をアルバムにしてみました。今回の(ボーナス)アルバムは、今年発表したニューアルバム『FLASH』からのフロアライクなリミックスを幾つかと、普段クラブプレイしている楽曲群中からのアーカイブです。沢山DJしたせいでしょうか、前作のコンピ盤『motivation』に比べて、よりピークタイムでフラアライクなアーカイブが多くなっている気がします。これ2枚あれば一時間程度のオオバコDJは楽勝な事でしょう!!」
なるほど、これ2枚あればテイ・トウワ的DJセットが組めちゃうわけだ! たしかに収録曲は強力で、towatomとして共に活動する盟友アトム・ハートが手掛けた「Sometime Samurai」、「Different Nu Nu」はファンのハートをわしづかみ間違い無し。同じく「Sometime Samurai」をリミックスしたATFCが手掛けた「Take 5」には、聴いてるうちに吸い込まれてしまうような魅力がある。さらに、ダレン・エマーソンのUnderwaterレーベルからリリースしたデビュー・アルバム『4 Da Loverz』も好評のシャラム・ジェイが、サウンズ・フレッシュ名義でリリースした「Let's Get It On」は、TOWA TEIファンなら一度はフロアで耳にしたことのある曲だろう。
「ミックスしていくときに“Let's Get It On”という歌詞が映えてくれます。うちのイヴェントのピーク中のピーク大定番」
イヴェントと言えば、TOWA TEIのレギュラー・パーティー
「これは20年前のものですが、ちょくちょくレコ箱に入ってます。お酒のまわってきた深い時間によく回します。近年のヒップハウスイン!な気分含めチェンジザムードの大定番です」
ちなみに大トリはスエーデンのキッチュなデュオ、ザ・ナイフの「Heartbeat」。
「今年一番好きだったポップチューンの一つです」
最近はヴィジュアル・ブック『LOOK』を出版したり、ヒット商品のCMにも携わるなど、マルチ・クリエイターとしての活動が注目されている、TOWA TEI。こうしてクラブ・シーンにも関わり続けてくれることは嬉しい限り。さらなる新展開に期待大です!
text TOMO HIRATA


