04. A GUY CALLED GERALD
double moon song (A GUY CALLED GERALD/Deep Tech Mix)
808ステイトに在籍していた経歴も持つほか、ドラムンベースやアシッド・ハウスを通じて、'80年代よりUKのクラブ・カルチャーを牽引してきた重鎮。ソロでは、「Voodoo Ray」、「28 Gun Bad Boy」、「Essence」といった名曲を世に送り出している。
「DE DE MOUSEはとても独創的なアーティストで、特にリズムとメロディーがスペシャルだ。 彼のブレイク使いには、とにかく驚いたよ。コード進行に高揚感があるだけでなく、それは同時に記憶に刻まれていくんだ。彼には、異様なものと不思議なもののバランスを、美しく保つ才能があるんだね。
このリミックスは、ディープ・テックのフリースタイルに仕上げて、グルーヴ重視のDJセットに合うようにした。最近僕は、重低音が利いたファンキーなDJセットを披露しているんだけど、そのスタイルに、これまで20年間に影響を受けた音楽的要素を、融合させたものと言えるね。」
05. NEIL LANDSTRUMM
sweet gravity (Neil Landstrumm Remix)
Tresor、Peacefrog、Planet Muなどの名門レーベルから楽曲を発表している、アンダーグラウンド・テクノ・シーンの重要人物。ブリープ・テクノ、アシッド・ハウス、ファンク、グライムなどをミックスした、マッドなサウンドでリスナーを魅了している。
「DE DE MOUSEの音にあるような、民族的なボーカルと、エグいレイヴ音、ピュンピュン系のメロディー、そしてズシッとくる神風ベースラインは、最近のありきたりなサウンドには全くないものだね。僕はジャパニーズ・カルチャーの大ファンだから、DE DE MOUSEのような、日本のトラディショナルなサウンドや音階が染み入ってる音楽は、すごく好きなんだ。
「このリミックスは、とても楽しい作業だった。今回は、いまUKのクラブ・シーンで人気の、サブ・ロー / 8ビット・サウンドを使ってみたよ。僕自身も、ライブやPlanet Muからのリリース作品で使っているサウンドさ。彼のユニークなスタイルと、僕の持つUK最先端のエレクトロニックな手法を、融合させる事ができたと思う。これはまさしく、“2010年版、日英帝国ベースライン交流プロジェクト”と言えるね。」
06. BEYOND THE WIZARD'S SLEEVE
station to stars (Beyond The Wizard's Sleeve Remix)
'07年に活動をスタートした、エロール・アルカンとリチャード・ノリスによる、サイコ・バレアリック・プロジェクト。これまでに、ケミカル・ブラザーズやフランツ・フェルディナンド、ゴールドフラップなどの楽曲を、コズミックかつフォーキーなサウンドへ再構築し、話題を集めている。
「このリミックスを通じて、DE DE MOUSEの世界の一部になれた事を、とても光栄に思うよ。日本人アーティストのリミックスをするのは初めての経験で、とても楽しかったね。僕らが感じたDE DE MOUSEワールドは、テクニカラーとカッコいいノイズ、素晴らしいメロディー、エレクトロニクスと空間が共存している世界。素晴らしい場所だから、みんなもぜひ行ってみるといい! ビヨンド・ザ・ウィザーズ・スリーヴは、様々なタイプ / 時代のサイケデリックな感覚に強く影響されているんだけど、DE DE MOUSEは、まさにサイケデリックだと感じたよ。また、DE DE MOUSE星に帰って来れたらいいな。
オリジナル・トラックですでに使われていたから、リミックスではアシッド・ハウスやTB-303の要素には重点を置かず、その代わりに、オリジナルのミッド・テンポに合うように、心地よいフローをつくるよう意識したよ。楽曲のテンポと、素晴らしくメロディックで映画のようなキーボードの音が、発想のスタート地点になったね。そこにフルートとシタールのレイヤーを加えることで、さらにシネマティックで広がりのある空間を表現できたと思う。そして、急な変化や転調よりも、瞑想しているような緩やかな流れを与えてみた。結果として、曲にぴったりの催眠的な流れを生み出せたはずさ。そうそう、僕が昨夜見た夢でもこのメロディーが流れて、朝起きた時もまだ頭の中に残っていたんだよ! リスナーの脳にも、このメロディーが同じように入り込んでくれたら嬉しいね。


