マードック(B:1966年生/UKストーク・オン・トレント出身)のもとに、ヌードル(G:1990年生/大阪出身)、2D(Vo:1978年生/UKクローリー出身)、ラッセル・ホブス(Dr:1975年生/NYC出身)の4名が集まり、1998年に結成したバンド、GORILLAZ(...なのですが、皆さんご承知の通り、実際はブラーのデーモン・アルバーンと、イラストレーター/作家のジェイミー・ヒューレットが創りあげたバーチャル・バンド)。彼らが、来たる3月3日に、前作から約5年ぶりとなるサード・アルバム『プラスティック・ビーチ』をリリースします。
ここでは、GORILLAZの歩みをアルバムをもとに振り返りつつ、『プラスティック・ビーチ』の内容についてもご紹介しましょう!
【Chapter 1:GORILLAZ(2001:1st Album)】

21世紀の初年にリリースされた、衝撃のデビュー・アルバム。シングル「Clint Eastwood」「19-2000」「Rock The House」、「Tomorrow Comes Today」を筆頭に、ヒップホップ、ロック、ダブ、エレクトロニック・ミュージックの要素をポップかつディープに融合させたユニークな音楽性を展開。UKアルバム・チャート3位、USアルバム・チャート14位、全世界で600万枚のセールスを記録する大ヒット作となりました。
プロデューサーのダン・ジ・オートメイター(ダン・ナカムラ)のほか、羽鳥美保(チボ・マット)、イブライム・フェレール(ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ)、デル・ザ・ファンキー・ホモサピエン(ハイログリフィックス/デルトロン3030)、ティナ・ウェイマウス(トム・トム・クラブ/トーキング・ヘッズ)など、多彩な参加アーティスト陣も話題に。ブラーというモンスター・バンドから解放されたデーモン・アルバーンが、自由にその音楽的才能を発揮した作品、とも言える内容でしょう。
なお、'02年には、アルバム未収録曲とリミックス曲をまとめたアルバム『G-SIDES』、さらに、GORILLAZのスタジオ、コング・スタジオから盗まれたマスターテープを、スペースモンキーズが無断でダブ・リミックス化したとされるアルバム、SPACEMONKEYZ Vs. GORILLAZ『ライカ犬、宇宙からの帰還』もリリースされました。『ライカ犬、宇宙からの帰還』には、U・ブラウン、アール・シックスティーンといったレゲエ界の大御所や、テリー・ホール(ザ・スペシャルズ)も参加しています。
...しかし同年の夏、GORILLAZは、映画の企画が頓挫し、空中分解状態となってしまったのでした。デーモン・アルバーンもブラーに戻り、'03年にアルバム『シンク・タンク』をリリース。GORILLAZは、終焉したかに見えたのでした。



