――また、ドラムンベースやグライム、ダブステップといったストリート・ミュージックからの影響も示されているように感じたのですが、いかがでしょうか?
「そういったストリート・ミュージックから影響を受けているのは間違いないけど、ハドーケン! にとって一番大事なのは、オリジナルなサウンドをつくり上げることなんだ。僕らは、他のダンス・ミュージックを真似するようなことはしたくないし、そもそも、どのダンスミュージック・シーンにも属していないと思っているよ」
――失礼しました。リリックでは、どんなことを訴えかけているのですか?
「今回は、リリックはそんなに重要ではないね。EP全体のテーマは“バイオレンス”だけど、そこには肉体的な暴力だけじゃなくて、精神的なバイオレンスという意味も込めている。特に、メディアにおける暴力的な表現のことを指しているんだ」
――なるほど。ところで、『マッド』にエクスクルーシヴ収録されている、「Something Very Bad」は、ハドーケン! の典型的なサウンドとはひと味異なる、新鮮なアプローチの楽曲ですね。
「生々しくて、あえて洗練されていない楽曲にしたいと思ったんだ。とてもシンプルなポップ・ソングだけど、荒削りな感じがよく出ているね。この曲は、わりとスムーズにでき上がったよ」
――「Ugly」はDub Mixで収録されていますが、今後リリース予定のセカンド・アルバムでは、オリジナル・バージョンが聴けるのですか?
「アルバムには、オリジナル・バージョンが収録されるよ。この曲にはダブ・ミックスが合うと思ってリミックスしてもらったら、それがすごく良かったから、ニュー・アルバムの予告みたいな感じで、このEPに収録したのさ。アルバムには、フル・ボーカル入りのバージョンが収録される予定だから楽しみにしていてね!」
――そんなセカンド・アルバムは、どんな内容になっているのでしょうか?
「アルバムにも、ノイジアをプロデューサーに起用しているんだ。けっこうハードなエッジがきいていて、とにかくラウドだね。ドラマティックなオーケストラ・サンプルをたくさん使っているから、前のアルバムよりも進化したサウンドに仕上がっていると思うよ!」
――ハドーケン! はこれまでに、日本でたびたびライブを披露してきましたが、日本のファンへメッセージをお願いします。
「遠く離れた国に行ってパフォーマンスをするのはすごく好きだし、日本でのライブは、いつもオーディエンスが盛り上がるから最高だね! また、日本のみんなに会えるのを楽しみにしているよ」


