そうして生まれた本作の世界観を、一層際立たせているのが、国際的に活躍するアーティスト、タカノ綾が手がけたジャケット・アートワークだ。ジョセフ・ナッシングとタカノ綾、両者ともに独自の世界観を確立しているアーティストだが、本作でコラボレーションすることになったきっかけは、何だったのだろうか?
「綾ちゃんとは、僕のツアー中に彼女が京都のクラブに遊びに来てくれたことがきっかけで、知り合いました。僕と彼女には、音楽以外にも、中途半端なレベルではないほど超常現象が大好きという共通点があったので、すぐ仲良しになりました。もともと、“シャンバラ”も、彼女が貸してくれた本からインスパイアされて、題材にしようと思ったんです。だから、アートワークはぜひ綾ちゃんにお願いしたいと思っていました」
世界で頻繁に発見されているというデルタ(三角型)UFOをモチーフにした本作のジャケットは、パッケージを展開すると三角形のアート作品へと展開する。このアイデアは、超常現象好きな二人のアイデアによるものだが、そこには、どんな世界が描かれているのだろうか?
「モチーフは“シャンバラ”で、それにまつわる様々な事柄が、絵に隠されていたり描かれたりしています。見方によっては、2012年の世界の終わりと、それ以降を表現したような雰囲気もあるので面白いですよ。人によって、色々な解釈ができるアートワークになっていると思います。『Shambhala Number 2』で踊って、『Shambhala Number 3』でチルアウトして、また『Shambhala Number 1』を聴き返してもらえると嬉しいです!」
奇想天外なアイディアを形にした、『Shambhala Number 2&3』。本作で、ジョセフ・ナッシングとタカノ綾が表現する“音とアートの桃源郷”を、ぜひ体感してみてほしい。


