――そうなんですね。ちなみに、旅行をする時に欠かせないものって何かありますか?
「なんだろう...。あ、トランクにはこだわっていますね。『Journey』のジャケットに使ったトランクは、私物なんですよ。同じトランクを、クリーム色と茶色の二つ持っていて、季節や行き先、気分によってどっちにするか決めるんです。あとは、コンタクトレンズも必須ですね(笑)」
――なるほど(笑)。アルバムの話に戻りますが、デイブとのアルバム制作はいかがでしたか?
「『BEAUTIFUL』ができ上がった次の週にデイブが来日して、スタジオで一緒にレコーディングしたんですけど、一番難しかったのは歌詞の発音ですね。デイブは、ボーカル・ブースの前でずっとウロウロしていて、ハンガーみたいなのでストレッチしながら、アドバイスをしてくれました(笑)」
――結構、自由なタイプの人なんですね(笑)。
「自由だし...あと、海外の人っぽいなってすごく思ったのは、ノってくるとテンション高いんだけど、疲れると“もう今日はレコーディングやめよう”ってなるところですね(笑)。デイブはすごく頭のいい人で、いろんな国の言葉を知ってる」
――そうなんですね。
「“MEGは、大学で何学部だったの?”って聞かれて、“英文学科だった気がする”って答えたら、“英語が専門だったんだ?”って笑われました(笑)。で、“デイブはどこなの?”って聞いたら、ハーバードだって」
――それは衝撃でしたね(笑)。トラックは、最近MEGさんが見せていたスタイルとはまた異なる、ジャジーでソウルフルな雰囲気になっていますね。
「自分が普段聴いているようなテイストの音楽に、歌を乗せた感じですね。中田くんとの曲は、わりとポップ・スターのイメージでつくっているんですけど、それはフル・アルバムでがっつりやったし、『BEAUTIFUL』もすごく良い作品になったから、今回は趣味的なことをやりたいと思ったんです」
――曲によって、声の表情がすごく変わるなと感じました。
「デイブが、そういう部分を引き出してくれたのかもしれないですね」


