【エレクトロ・ポップへの挑戦】
――Mizcaとしては、どんなシンガーを目指したいですか?
「街でフッと曲を耳にした時に、“あ、これMizcaの曲だ”って、わかってもらえるようなシンガーになりたいですね。私は、エレクトロっていうジャンルをそれほど詳しく知らないまま、シーンに飛び込んでしまったので、“エレクトロはこういうもの”っていうイメージを持っていなかったんですよ。まっさらな状態でエレクトロを受け入れることができたので、逆にそれを生かして個性が出せたらと思っています」
――先入観が無かったからこそ、ステレオ・タイプにはまらないスタイルになったんでしょうね。
「今も、エレクトロの一般的なイメージがわからないぐらいです(笑)。なのでレコーディングも、自分の思うままに歌って、自由にやらせてもらいました」
――エレクトロという音楽に初めて触れた時は、どんな印象でしたか?
「印象は...怖かったです(笑)。しかも、自分がそのスタイルに挑戦するとなると、いろんな意味でチェンジする部分も多かったので。それまでは自分で歌詞を書いていたけど、今回からはプロデューサーに付いてもらうやり方だったので、自分でコントロールできない部分が出てきたし、すごく怖かったんですよ。でもレコーディングを終えてみたら、純粋に楽曲や音そのものが面白いって感じられたので、すごく良かったです。エレクトロって、オモチャ箱みたいな音楽ですよね。普通のポップスと違って、楽曲の展開が予想つかないじゃないですか。それもとても面白いなと思いました」
――Mizcaさんの楽曲は、pal@popさんがプロデュースを手がけていますが、一緒に制作をした感想はいかがでしたか?
「すごく新鮮でした。曲調も、決められた構成に沿っているわけではなく、歌詞の内容もとても自由だったし。歌っていて面白かったです」
――楽曲的には、ポップスでありつつも、ハードで尖った部分がありますしね。これまでと違い、他の人が書いた歌詞を歌うことは、Mizcaさんにとって刺激的でしたか?
「すごく刺激的でしたね。私はどちらかと言うと、ストーリー展開のある歌詞しか書けないんですよ。でもpal@popさんは、型にはまらない書き方をしているので、使う言葉や言い回しも独特で、韻を踏んでいるような箇所もたくさんあったし、とても勉強になりましたね」




