'93年にアルバム『モンド・グロッソ』でデビューして以来、トップ・クラスの人気を誇るプロデューサー/DJとして活躍する大沢伸一。彼が、海外活動のきっかけとなったこれまでの人気リミックス作品をまとめた、CD2枚組の作品集『TEPPAN-YAKI』を、9月9日にリリースします。
そこで、iLOUDでは、『TEPPAN-YAKI』について語ってくれた大沢伸一氏最新インタビューで、LOUD本誌に掲載しきれなかった
――『TEPPAN-YAKI』は、ソウルワックスの『Most Of The Remixes』のような、お得かつ好内容の2枚組作品集なんですが、海外アーティストのリミックスをまとめた
「そうです」
――では、<International Artists Disc>の収録曲について、いくつか制作経緯を教えてください。クリストファー&ラファエル・ジャスト「Popper (Shinichi Osawa Distorsion Disco Mix)」は、人気作品でしたね。
「これはジルダ(KITSUNE)から頼まれたんですけど、“ディスコ・エディットをやってほしい”という話でしたね。その頃、僕はそういうことをよくやっていて、エディットをジルダと交換したりしていたんです。で、正式リリースしたいからちゃんとやってほしいと言われたんですけど、まぁ、やることは一緒でしたね(笑)。で、やりまして、大ヒットしました」
――そうですね。
「この頃、このシーンでリ・エディットという作業をいろいろやっていたのって、僕とエロル・アルカンくらいしかいなかったと思うんですけど、その後“リ・エディットやってくれ”というオファーが山のようにきましたよ。マイスペにいきなりmp3が貼り付けてあったりしましたね。ただ、僕はリ・エディターではないので、ほとんど断っていましたけど(笑)。リ・エディットに関しては、僕のDJスキルが入っているものだとは思いますけど、僕の作風が反映されているものではないですね」
――では、ボーイズ・ノイズ「Feel Good (TV= OFF) (Shinichi Osawa Edit)」も、同様な感じで?
「そうですね。KITSUNE仕事ですね。これは韓国の釜山で仕上げた記憶があります。ラップトップで。“まだか、まだか”とすごくせっつかれたから、涙目でやってましたね(笑)。大変でした」
――KITSUNEつながりの作品が結構多いんですね。
「ええ。ジルダやマサヤと仲良くなったから、僕のヨーロッパでのキャリアは一段階上にいったのかなって思いますね。だから、感謝していますよ」
――カザルスの「Innocent Boys (Shinichi Osawa Remix)」も、KITSUNEつながりですね。
「コラージュしているうちに形になったんですけど、これは悩みに悩みましたね。途中でもうやめたい、“もう無理。すみません、無理です”みたいな感じでした(笑)」


