06. cro-magnon
Feelin'
1996年、ボストンで出会った大竹重寿(Dr)、コスガツヨシ(G / B)、金子巧(Key)のトリオでセッションを開始。Loop Junction名義での活動を経て、2004年よりcro-magnonとして活動開始。ソウルを軸に、ヒップホップ、ハウス、ダブ、ジャズ、ファンク、レゲエなど、あらゆるジャンルを飲み込んだ音楽性を展開し、Jazzy Sportの看板アーティストとして人気を博している。「Feelin'」は、本コンピのための新録曲。
「cro-magnonの「Feelin'」は、本作の中ですごく重要なんです。彼らは、羊の皮を被った狼というか、とても研ぎ澄まされているんだけど、ループに徹していて、黒い狂気を放っているというか...。例えようのないほど格好いい曲ですね。この曲は新録なんだけど、“自分がcro-magnonだったら、こんな曲をつくるだろうな”という期待通りの理想的な曲で、感謝しています」
07. indigo jam unit
Dooinit
繊細で郷愁感あふれるピアノの旋律、豪快なツイン・ドラム、極太ベース・サウンドを武器に活動する、2005年結成の4ピース・インスト・ユニット。これまでに4枚のアルバムをリリースし、全て1万枚を超えるセールスを記録している。そのほかにも、様々なリミックスや、flexlifeとのコラボ・カバー・アルバム『Vintage Black』や、COMMONのリワーク集『re:common from indigo jam』を発表。「Dooinit」は、このリワーク集に収録されている、故JAY DEE作のトラックをカバーした一曲。
「indigo jam unitも、本作に絶対収録すべきアーティストですね。クラブ・ジャズと呼ばれることを、彼ら自身がどう思っているかは分からないけど、紛れもなく、本作のフロントライナーの一組です。ツイン・ドラムという珍しいスタイルのバンドで、もっと世界に出ていってほしいですね」
08. quasimode
Corazon
北欧最高峰のジャズ / クロスオーバー・レーベル、RAW FUSIONからデビューし、JAZZANOVA主宰のSONAR KOLLEKTIVEともライセンス契約を結んでいる4ピース・バンド。さらに、名門BLUE NOTEからもカバー・アルバム『mode of blue』と4thフル・アルバム『daybreak』をリリースしているシーン屈指の実力派。今回は、キャロル・キングが1973年に発表した「Corazon」のカバーを、本コンピのために新録。
「quasimodeも、早くからクラブ・ジャズを標榜してきたバンドで、BLUE NOTEからリリースするくらい、実力者揃い。間違いないバンドです。“クラブ・ジャズといえばquasimode”というイメージが強いですね」
09. カルメラ
地中海に浮かぶ女
西崎ゴウシ(Tp)と宮本敦(G)が2006年に前身となるバンドを結成し、2007年4月より本格的に活動を開始。大阪市内でのストリート・ライブや、ライブ・ハウス、クラブを中心に活動する8人組インスト・バンド。胸を撃つ哀愁メロディーに、ジャズ、サンバ、ラテン、ソウルなど多彩なテイストを取り入れた、血湧き肉踊るロック・チューンを展開している。5月26日には、1stアルバム『Hello!!ワールドワイド』をリリース予定。それに先駆け、本コンピには新録曲「地中海に浮かぶ女」を収録。
「カルメラは、僕が大阪でやっている<World Standard>というイベントで、早い時間にレギュラーで演奏してくれている、4管+4リズム隊の8人編成のバンドですね。この「地中海に浮かぶ女」で初めて世に出ると思います」
10. Black Qp'67
Lunes Feliz
オーセンティックなジャズ、クラブ・ジャズの両シーンから注目を集めているバンド、nativeのリーダーである中村智由による新プロジェクト。2009年8月に1stアルバム『Hot Chase』をリリースし、ドラム、ベースのボトムスに、オルガン、ギター、中村智由をメインとしたホーン隊がファンキーかつ華麗に絡み合う、重厚で華やかなサウンドを展開している。本コンピには、『Hot Chase』に収録されている「Lunes Feliz」を提供。
「nativeのメンバーによるアザーサイドのバンドです。ハンク・モブレーの『Dippin'』のような、ソウル・ジャズの世界観を演出しているコンセプトが面白いと思っていたんです。彼らは、唯一無二の個性を持っているので、まず紹介したいなという思いがありましたね」


