THE XX 世界が注目する、 ロンドンの若く美しきメランコリック・ポップ・バンド
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――分かりました。では、アルバム『エックス・エックス』について聞かせてください。セルフ・プロデュース作品となっていますが、本作のコンセプトは何でしたか?

「ジェイミーがプロデュースしたんだ。コンセプトは特になかったけど、デモ音源の音質や雰囲気にすごく満足していたから、スタジオでも同じようなフィーリングを再現したかったね。それが、最大の目標だった。ミニマルさ、シンプルさを残しながら、スタジオ・アルバムに相応しい、ちゃんとした音の作品に仕上げたかったんだ」

――なるほど。楽曲面では、あなたが言う通りのシンプルなバンド・アンサンブルをベースに、メランコリックで影のあるメロディーやサウンドを追求していますね。曲づくりで心がけたことは、何でしたか?

「僕らは、最初に歌詞を書くんだ。だから、音楽が歌詞のムードと合うようにすることを意識したよ。時には、悲しげな歌詞を、わざと高揚感のあるサウンドと合わせたりもしたけどね。曲づくりのプロセス自体は、歌詞をもとに、僕やロミーがベース、ボーカルで曲の骨組みとなる部分を組み立てて、そこからジェイミーが加わり、ちゃんとした曲に仕上げていった感じかな。ジェイミーは曲の構造を良く理解している、メンバーの中で一番テクニカルなヤツなんだ」

――バンドにしては面白い作曲方法ですね。では、歌詞のインスピレーションはどこから得ましたか?

「16歳の頃に書いた曲もあれば、去年書いたものもあるから、曲によって違うね。でも、一つ共通しているのは、どれもラブ・ソングだということさ。最近は、自分の経験をもとに歌詞を書くことが多くなった。ロミーの方がどういう気持ちで歌詞を書いたのかは分からないけど、僕がこのアルバムで書いた歌詞のおおまかなテーマは、“時間”だったよ」

――良い意味で言っているのですが、ザ・エックス・エックス特有の、気だるくメランコリックなサウンドというのは、自然とでき上がったものなんですか? それとも、試行錯誤を経てたどり着いたものなんですか?

「僕らがバンドを結成した頃は、もちろん、このアルバムのようなサウンドなんて想像してなかったよ。でも、意図的にこうなったわけでもない。僕らが好きな音楽の多くは、どちらかというとメランコリックなものが多いから、きっとその影響で、自然と今のようなテイストになったんじゃないかな」

――では、最後の質問です。最近、メンバーのバリアが、体調不良を理由にバンドから抜けてしまいましたが、当面はどのように活動を続けていく予定ですか?

「三人編成になったから、セットを組み立て直さないといけないんだ。最近やっとツアーが一段落して、三人でリハーサルすることができたから、とても良かった。パートナーが一人いなくなるという壁にぶつかって、僕らはもっと演奏に集中するようになったね。今後は、アルバムの曲をただ演奏するんじゃなくて、ライブならではのパフォーマンスを展開していくつもりさ。大きなチャレンジでもあるけど、音がどう進化していくのか楽しみだね」

アルバム情報

THE XX The XX

THE XX
The XX
(JPN) YOUNG TURKS/HOSTESS / YT031CDJ
12月9日発売



【OFFICIAL HP】
http://thexx.info/
http://hostess.co.jp/


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