'90年代初期に日本でDJ活動をスタート、のちに世界NO.1ハード・ダンス・DJの称号を獲得し、全世界のクラウドをロックしてきたYOJI。プロデューサーとしても、フロアのピーク・タイムを彩る数々のマスターピースを生み出してきた存在だ。近年はテック・ダンスを提唱し、常に先進的なサウンドを提示し続けている。
そんなYOJIの主宰するレーベル、HELLHOUSE RECORDINGSが、今年10周年を迎える。それを記念してリリースされるのが、ここにご紹介する『X Years Of Hellhouse Mixed By Yoji』だ。HELLHOUSEの歩んだ10年間を象徴する、ハード・トランスとNRG&ハード・ダンス、そしてテック・ダンスという3つの潮流を、CD3枚に渡って計51曲収録した本作。キラー・チューン揃いなその内容からは、HELLHOUSEがいかに多くのアンセムを生み出してきたかが分かるだろう。
HELLHOUSE10年の歩みと、その歴史を網羅した『X Years Of Hellhouse Mixed By Yoji』の内容について、YOJIから話を聞いた。
常に新しい音を発信する 異端レーベル
――HELLHOUSE10周年おめでとうございます! まずは、HELLHOUSEを設立したきっかけを教えてください。
「HELLHOUSEを始める前に、いくつかのレーベルからリリースしていたけど、各レーベルのカラーに合わせるのが、だんだん辛くなってきたんです。そんな時に、とあるディストリビューターから、そろそろ自分のレーベルを立ち上げてみたらとアドバイスされたんですよ。自分のレーベルなら、誰かにジャッジされることもなく、やりたいことができますからね」
――HELLHOUSEは、自分のために始めたレーベルなんですね。
「そうですね、まずはそれが一番のテーマでしたね。当時ハード・ハウス・シーンでは、一曲ヒットすると、それと同じフォーマットの曲ばかり出すレーベルが多かったんですよ。でも僕は、レーベル・カラーを明確にしすぎると飽きられるんじゃないかと思ったんです。だから、毎回違うテイストの音を出していこうと思いましたね」
――この10年間でトランス / ハード・ダンス・シーンは大きく変わりましたが、その中でHELLHOUSEはどのように変化していきましたか?
「どちらかというと、僕は新しいタイプの音楽を提案していく方だったんで、時代の潮流に乗ることはあまりなかったんですよ。だから、シーンの移り変わりの中でHELLHOUSEも変化していったというより、HELLHOUSEの変化が、シーンに影響を与えていったんです」
――なるほど。近年はYOJIさん以外のアーティストによる作品も、HELLHOUSEからさかんにリリースしていますが、リリースしたいと思うのはどんな作品ですか?
「テクニカルな面で、ある程度プロフェッショナルなつくりこみ方ができていて、僕が考えつかないグルーヴやメロディー、コードを持っている作品ですね。でも単純に、僕自身がプレイしたいと思えるかどうかが、まず大事なんですよ」
――HELLHOUSEは、REMO-CONをはじめとする国内のクリエイターを、海外に紹介する役割も担っていますね。
「彼らを海外に紹介したいという思いは非常に強いです。僕は、かれこれ15年くらいヨーロッパでDJしてきました。もうYOJIという名前には信頼を置いてもらえるようになってきたんで、そろそろ他のアーティストを売り出したいと思うようになったんです」
――日本では、テック・ダンス系のクリエイターは増えてきていますか?
「そうですね。NRGが全盛だった頃、シーンにいたのは海外のアーティストばかりだったけど、テック・ダンスを提唱してからは、国内のクリエイターが増えてきましたね。若いアーティストがどんどん曲をリリースしている今の状況は、すごくエキサイティングですね」
――なぜ、国内のクリエイターが増えたんでしょうか?
「テック・ダンスは日本人がつくりやすい音なのかもしれません。今の状況って、日本にテクノが根づいて、多くの素晴らしいクリエイターが登場したときに似ているんですよ。テック・ダンスにもテクノと共通するような、日本人にマッチするメソッドがあるんでしょうね。だから今は、日本のクリエイターが世界に出ていく良い時期だと思っています」
Present
国際的に活躍するDJ/ プロデューサー、YOJIの主宰レーベル、HELLHOUSEの設立10周年記念コンピレーション、『X YEARS OF HELLHOUSE Mixed by YOJI』のYOJI直筆サイン入りCDを、抽選で2名様にプレゼントします!
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当選者の発表は、商品の発送をもってかえさせていただきます。
(※応募しめきり:2009年10月25日18:00時)


