SCISSOR SISTERS

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SCISSOR SISTERS インタビュー/LOUD142号

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NYの異色バンドが脱クラブ宣言?!

シンセサイザーやクラブ・シーンが生まれる前の、
アナログ・ダンス・ミュージックをやってみたら面白いんじゃないかって思ったの。


SCISSOR SISTERS
『ときめきダンシン』(TA-DAH)
(JPN) UNIVERSAL / UICP-9012


 NYアンダーグラウンド・シーンで活動していた五人が集まり、2004年にデビューしたシザー・シスターズ。デビュー盤の『シザー・シスターズ』では、クラシック・ディスコとエレクトロクラッシュに影響を受けたグラマラスなポップ・ミュージックを展開。ダンス・ミュージックとロック、双方のファンを虜にしていた。そんな彼らが二年振りの新作、『ときめきダンシン』をリリースする。
「リリースできるということと、満足の出来る作品に仕上がったということ、両方の面でホッとしているよ。今作を聴いた人には、「Comfortably Numb」みたいなダンス・ミュージックだけじゃない、僕らの色々な面を知ってもらえるだろうね」(ベイビーダディ)
 楽器のスペシャリストであり、シザー・シスターズのサウンド面を担っているベイビーダディは、新作に確かな手応えを感じているようだ。そのテーマは何なのだろう?
「前作のツアーでは海外移動をすることが多くて、故郷のアメリカが恋しくなってしまったの。その気持ちを音楽で表現しようとしたわ。アメリカーナ・サウンドを目指したの」(アナ・マトロニック)
 バンドの紅一点であるアナが語るように、今作の収録曲には初期のディスコやモータウンからカントリーまで、古き良きアメリカ音楽からの影響が顕著に表れている。彼女はこう続ける。
「ここ数年のクラブ・ミュージックに、自分達が感化されるようなものがなくなっちゃったのよ。逆に衝撃を受けた作品はロックンロール・アルバムが多かった。その影響もあって、シンセサイザーやクラブ・シーンが生まれる前の、アナログ・ダンス・ミュージックをやってみたら面白いんじゃないかって思ったの」(アナ・マトロニック)
 今作は、そんな新鮮なアプローチでつくれらた意欲作だ。このパーティー・チューン満載のディスコ・アルバムは、きっとリスナーに幸せな時間を運んでくれることだろう。最後に、今後の目標を聞いてみた。
「今後もエレクトロニックなサウンドをやらないわけではないよ。どんな方向にも行けるのが、シザー・シスターズの良いところさ。新しい音楽性の曲が増えたことで、パフォーマンスの幅も広がったから、今はとにかくツアーを続けて、ライブをたくさんやっていきたいね」(ベイビーダディ)