PROFILE| LCD SOUNDSYSTEMプロフィール
ラプチャーなどを輩出したニューヨークのレーベルDFAのオーナーの片割れ、ジェイムス・マーフィーによるソロ・プロジェクト。ディスコ・ビートとギター・ロックを融合させた音楽スタイル、ディスコ・パンクの先駆者としても知られている。なおライブはバンド形式で行っており、そのときのメンバーは、ジェイムス・マーフィー(ヴォーカル)、ナンシー・ウォン(キーボード、ヴォーカル)、フィル・モスマン(ギター、パーカッション、キーボード)、パット・マホニー(ドラム)、タイラー・ポープ(ベース)となっている。
デビュー曲は、2002年にリリースした“Losing My Edge”。ラプチャーの“House Of Jealous Lovers”がクラブ・シーンで大ヒットを記録する中、よりエレクトロ色の強いディスコ・パンクである同曲は大きな話題を呼んだ。その後も“Yeah”、“Movement”などといったシングルのリリースを重ねてその人気を確実なものへとしていくと、2005年にはファースト・アルバムの『LCD Soundsystem』をリリースする。いわゆるディスコ・パンクのみならず、彼の出自であるハードコア・パンクや、ビートルズなどからの影響も垣間見られた同作は、ラプチャーと同様にインディ・ロック・シーンから非常に高い評価を獲得した。
2007年には、セカンド・アルバムとなる『Sound Of Silver』をリリース。ファーストの路線を引き継ぎつつも、ベルリン時代のデヴィッド・ボウイを髣髴とさせる独特のファンク・サウンドが耳を引く内容となっている。LCD Soundsystem名義でのリミックスはほとんど行っていないジェイムス・マーフィーだが、DFAとしてはこれまでに、アンクル、ナイン・インチ・ネイルズ、ネプチューンズ、ソウルワックス、ジャスティン・テンバレークなど、幅広いジャンルのアーティストの作品を手掛けている。
(yoshiharu kobayashi)

