PROFILE| MOBYプロフィール
MOBY(モービー)
1965年生まれの、米ニューヨークのミュージシャン/プロデューサー。本名、リチャード・メルヴィル・ホール。ヴォーカル、演奏、プログラミングを一人でこなし、テクノ、ブレイクビーツ、アンビエント、ロックと様々な作風の楽曲を手がけている。最近は、地元ニューヨークでカフェやグッズ・ショップの運営をしていることでも有名だ。
もともとAWOLというパンク・バンドなどで活動していたモービーは、'80年代末のレイヴ・ムーヴメントに触発され、ソロ・アーティスト/DJとしてデビュー。1990年にTVドラマ『ツイン・ピークス』のテーマ曲をサンプリングした「Go」をレイヴ・シーンでヒットさせ、一躍人気アーティストとなった。1992年にデビュー・アルバム『Moby』発表してからは、アンビエント・アルバム『Ambient』('93)、より幅広い音楽性を志向した『Everything Is Wrong』('95)と、順調にアルバムを発表していった。
しかし1996年、彼は突如パンク・ロック・アルバム『Animal Rights』をリリースしファンを驚かせる一方、ブードゥー・チャイルド名義でアンビエント作品『The End Of Everything』を発表。さらに翌年には、映画に提供した楽曲などをまとめた『I Like To Score』をリリースするなど、やや迷走した活動を展開。評価を二分させることになった。なお、この時期には、映画『007』のテーマ曲「James Bond Theme (Moby's Re-Version)」をスマッシュ・ヒットさせている。
そんな彼に転機が訪れたのは、1999年のことだった。戦前のブルース/ゴスペル・ミュージックとエレクトロニック・サウンドを融合させた起死回生作『Play』が、全世界で1,000万枚を超えるモンスター・セールスを記録。名実共にスーパー・スターの座へと駆け上がった。以降、『18』('02)、『Hotel』('05)と、二作のオリジナル・アルバムをリリースしている。2006年には、ベスト・アルバム『Go - The Very Best Of Moby』をリリースした。
(Nori Taniue)

