毎年恒例、“ANNUAL”の季節がやってまいりました!
一年を総括してしまおうというこの企画。編集部が2009年にリリースされたアルバムから、ジャンルごとに30枚のベスト・ディスクを厳選しました。2009年のロック/ ポップ/ ダンス・ミュージック・シーンをおさらいできる、総力特集です!! まずは、ロック編からどうぞ!!
発言者: T=トモヒラタ、F=谷上史憲、U=漆畑恵美子、H=鳥村博子

★30位 DAMAGE / Coming Soon
(JPN) Arights / ARCD018N「大阪発のエレクトロ・ロック・バンド、DAMAGEの最新アルバム。どこかワイルドでラフなグルーヴ感を持ったエレクトロ・ロックを楽しめる、好作品でしたね」
T「このバンド、クボケンがめちゃ入れ込んでおります。あの時代の、あの空気感を思い起こさせる、HAPPY MONDAYSとKLAXONSがハング・アウトしちゃったような音を出してます」
★29位 FACT / FACT
(JPN) maximum10 / MXMM10001N「日本とアメリカを股に掛けてライブ活動を展開してきた実力派ロック・バンドの、ワールド・デビュー・アルバム。スーパー・ハード&ヘヴィーなサウンドに、ちょっとエレクトロニックなテイストも取り入れた、ユニークな作品でした」
T「FACTのこの作品は、どういうわけかNMEにめちゃ嫌われてたけど、NMEがアンチのサインを出すに値するものだったってことだと思う。日本でのセールスは、かなり好調でした」
★28位 THE ENEMY / Music For The People
(JPN) WARNER / WPCR-13359N「デビュー・アルバムがUKチャート1位を記録した、新世代UKロックを代表するバンドのセカンド・アルバムです。ビッグかつオーセンティックなサウンドを目指した作品でした」
T「このアルバムも全英2位になってるね。彼らは、UKで底堅い人気を獲得している。毒舌ぶりも相まって、OASISの弟分的な立ち位置を確立しているのが面白い」
★27位 ザ・ジェッジジョンソン / 12WIRES
(JPN) UNITED TRAX / KICS-1428U「エレクトロニックなサウンドを、いち早く取り入れてきた気鋭ロック・バンドのセカンド。緻密なプログラミング、躍動感あるダンス・ビートが◎。実は、生ドラムを軸にプログラミングを合わせるという、通常とは逆の発想で制作したものだそうです(!)」
T「彼らは、かなり洋楽を聴きこんでいると思う。普通のJ-ROCKバンドとは全く違う音を出している」
★26位 MAXIMO PARK / Quicken The Heart
(JPN) BEAT / BRC-229N「UKでは、かなりのビッグ・バンドへと成長を遂げたMAXIMO PARK。サード・アルバムです」
T「ニック・ローネイをプロデューサーに迎えたせいか、曲の構成とか、シンセの使い方とか、今までとは変わりましたね。もうDEVOとか、良い意味で連想させないなぁ~」
H「2009年のフジロックで彼らライブを観た多くの人が、ベスト・アクトに挙げていたな~」
★25位 THE VIRGINS / The Virgins
(JPN) WARNER / WPCR-13376N「生粋の悪ガキニューヨークっ子達がつくった、パーティー・ロック/ポップ・アルバムですね。とにかくキャッチー」
T「アニエス・ベーのパーティーでライブしちゃったり、いわゆるファッション/セレブ層にも人気が高い。日本のオリコン・チャートにも登場するほど認知されてます」
★24位 THE QEMISTS / Join The Q
(JPN) BEAT / BRC-205N「NINJA TUNEが送り出したニューカマー・バンドのデビュー・アルバムで、問答無用のロッキン・ドラムンベース作品でした」
T「ロックとドラムンベースは、リズム構造に近いものがあるから、実は相性がよい。PENDULUMもそうだけど、単純に“新しいロック”として人気が出ているんだと思う」
★23位 凛として時雨 / just A moment
(JPN) SONY / AICL-2014H「高音の男女ツイン・ボーカルが印象的な、3ピース・バンドのサード・アルバム。確固たる世界観があり、切れ味も抜群の作品でした。2010年4月には、さいたまスーパーアリーナでワンマン・ライブを開催!」
T「日本からしか生まれ得ない、切迫感あるバンド。一度聴いたら忘れられない印象。ビジュアル系バンドからの影響を、独自の方向へ進化させると、こうなるのでしょうか」
★22位 SILVERSUN PICKUPS / Swoon
(JPN) WARNER / WPCR-13555N「いわゆるスマパン系オルタナティブ・ロック・サウンドを継承するバンドの、セカンド・アルバム。重厚なギター・サウンドとエモーショナルなメロディーが詰まった、充実作でした」
T「こういうバンドは、今貴重。「Panic Switch」はグルーヴィーで、ダンスものが好きな人にもアピールするはず。グラミーで“Best New Artist”にノミネートされた」
★21位 Vola & The Oriental Machine / SA-KA-NA Electric Device
(JPN) UNIVERSAL J / UPCH-1731XN「アヒト・イナザワ率いるネオ・ウェイブ・バンドの新作。現在進行形のエレクトロ・ロック・サウンドを打ち出した意欲作でした。アヒトさんのヴォーカルも堪能できます」
T「エレクトロ・ロック・バンドって、海外には実はいそうであまりいない。世界中のいろんな文化を吸収できる日本という国に、むしろ生まれやすいんだと思う。VOLAは、ニューウェイヴも吸収しているから、中でも異色の存在」
















